Can't Stop Loving SMAP

SMAPの「音楽」について何か書くブログ。(♪を付した文またはパラグラフは、引用部分です)

s53-a. Top Of The World

2016年11月02日 | シングル
『Top Of The World』

リリース:2014年7月16日
作詞:いしわたり淳治
作曲:MIYAVI
チャート最高順位:週間1位(オリコン)
調性: Am


気鋭のアーティストMIYAVIからの楽曲提供。
特筆すべきは4分の7拍子という非常に珍しいスタイルと、ラップ部分。
かなり挑戦的、というか好戦的な曲と私は呼んでいる。
サビの ♪Oh Oh Oh Oh … で拳を振り上げるが、ここで、

「ファンの皆さん、拳を突き上げて動かしてるけど、あれは最後だけですよ。あげっぱなしなんです。……最後のウォーウォウォウォーの4回だけ突き上げてパンチするんです。」
と、稲垣吾郎が自らラジオで解説していた。
ライブでは気をつけなくてはならない。

歌の部分は7拍子だが、ダンスのパート、および歌とラップが混合するパートでは4拍子という斬新な構成である。
歌+ラップのパートは、<稲垣-香取(1回目)>、<草彅-木村(2回目)>という割り振りになっている。
そして、中居正広のソロパートへ突入する。ここが最難関と言われている。

2014年の紅白歌合戦では、『SHAKE』→『世界に一つだけの花』→『Top Of The World』というメドレー編成で歌唱した。
ところが年明け、木村拓哉のラジオ『What’s up SMAP!』(TOKYO FM)において、
「『世界に一つだけの花』で♪No. 1にならなくてもいい と歌った後で、『Top Of The World』と“世界のトップ”を目指す歌を歌うのって、矛盾していませんか」
というリスナーからの指摘があった。
これには木村も大笑いするしかなかった。

いわゆる“攻めた曲”のリリースに、ファンも私も満足であったが、ふと、SMAPが持っている力量の103%くらいを出して活動しているような、心配とも不安ともつかぬ感覚に包まれ始めたのも、この頃からだった。


SMAPさん『Top Of The World』の歌詞