『愛が止まるまでは』
リリース:2015年9月9日
作詞:川谷絵音
作曲:川谷絵音
チャート最高順位:週間1位(オリコン)
調性: Em
シングル曲についての投稿は最後になる。
タイトルを先に目にした瞬間は、てっきりバラード調の曲だと思っていた。
ところがどうして、アップテンポで駆け抜けるような曲である。
ゲスの極み乙女。の川谷絵音は、2016年に入ってから、実に様様な話題を振りまいてきたが(それこそSMAPと同じくらいの話題性を)、私は彼の作る曲がやはり、かなり好きである。
音楽番組で語るところによれば、川谷は曲を作る際、ギリギリ1~2時間前まで何も頭に浮かばず、ほとんどスタジオに入ってから即興で作詞・作曲してしまうことも多いという。
川谷はこれより一年前、アルバム『Mr.S』において、『アマノジャク』と『好きよ』を提供している。
いずれの曲も、ファンからの評価が高い。
1991年9月9日リリースのデビュー曲が『Can't Stop!! -LOVING-』というタイトルであり、24年後の同月同日にラストシングル(予定)が『愛が止まるまでは』という、名前の共通性がファンの間で話題になった。
ただしこれは偶然であって、川谷絵音はまったく意識していなかったとのことだった。
強い印象を残しているのが、2015年10月5日放送の『SMAP×SMAP』でのセッションだった。
♪よそ行きの服をしまって と歌い出したのが、香取慎吾ではなく川谷だったのである。
その、ウィスパーボイスはやはり非凡なそれだったと思う。
そして、ゲスの極み乙女。を囲むように踊るSMAPが、彼らの歌唱と演奏に色彩を与えるようだった。
『愛が止まるまでは』のPVを視聴した時も思った。
SMAPのメンバーが、歌うというよりも叫ぶように大きな鍵盤の上を疾走する。
音楽性だけではなく、音に彩りを放つ点が、SMAPの持ち味ではないか。
そう感じた。
香取慎吾はゲスの極み乙女。のドラムの音が非常に好きだとしばしば言う。
「僕はとにかくこのドラムが好きで…(中略)わかんない。もう、“うまく表現できない自分でいい!”って思うくらい、あのドラムにえぐられるんだ」
と、ラジオで語っていた。(『おはようSMAP』TOKYO FM、2015年9月9日放送)
この曲は、構成が変わっていて、<Aメロ→Bメロ→サビ>の繰り返しではなく、サビが1回終わった後で、<Cメロ→サビ→Dメロ>のように、サビを挟んでどんどん未知のメロディーが広がっていく。
この<Cメロ>にあたる箇所、
♪最後は もう最後は もう最後は
を、中居正広と香取慎吾が声を重ねて歌う。
この訴えるような力強さが、胸に強い衝撃を残した。
そして、稲垣吾郎のソロが光る。
香取の言葉をそのまま借りたい。
私たちはなぜこんなにSMAPに心を奪われたかわからない。
でも、もう“うまく表現できない自分でいい”! この私たちの思いが、ファンの数だけ連なって、大きなうねりとなればいい。
うねり続ければいい。
愛が止まるまでは!!
SMAPさん『愛が止まるまでは』の歌詞
リリース:2015年9月9日
作詞:川谷絵音
作曲:川谷絵音
チャート最高順位:週間1位(オリコン)
調性: Em
シングル曲についての投稿は最後になる。
タイトルを先に目にした瞬間は、てっきりバラード調の曲だと思っていた。
ところがどうして、アップテンポで駆け抜けるような曲である。
ゲスの極み乙女。の川谷絵音は、2016年に入ってから、実に様様な話題を振りまいてきたが(それこそSMAPと同じくらいの話題性を)、私は彼の作る曲がやはり、かなり好きである。
音楽番組で語るところによれば、川谷は曲を作る際、ギリギリ1~2時間前まで何も頭に浮かばず、ほとんどスタジオに入ってから即興で作詞・作曲してしまうことも多いという。
川谷はこれより一年前、アルバム『Mr.S』において、『アマノジャク』と『好きよ』を提供している。
いずれの曲も、ファンからの評価が高い。
1991年9月9日リリースのデビュー曲が『Can't Stop!! -LOVING-』というタイトルであり、24年後の同月同日にラストシングル(予定)が『愛が止まるまでは』という、名前の共通性がファンの間で話題になった。
ただしこれは偶然であって、川谷絵音はまったく意識していなかったとのことだった。
強い印象を残しているのが、2015年10月5日放送の『SMAP×SMAP』でのセッションだった。
♪よそ行きの服をしまって と歌い出したのが、香取慎吾ではなく川谷だったのである。
その、ウィスパーボイスはやはり非凡なそれだったと思う。
そして、ゲスの極み乙女。を囲むように踊るSMAPが、彼らの歌唱と演奏に色彩を与えるようだった。
『愛が止まるまでは』のPVを視聴した時も思った。
SMAPのメンバーが、歌うというよりも叫ぶように大きな鍵盤の上を疾走する。
音楽性だけではなく、音に彩りを放つ点が、SMAPの持ち味ではないか。
そう感じた。
香取慎吾はゲスの極み乙女。のドラムの音が非常に好きだとしばしば言う。
「僕はとにかくこのドラムが好きで…(中略)わかんない。もう、“うまく表現できない自分でいい!”って思うくらい、あのドラムにえぐられるんだ」
と、ラジオで語っていた。(『おはようSMAP』TOKYO FM、2015年9月9日放送)
この曲は、構成が変わっていて、<Aメロ→Bメロ→サビ>の繰り返しではなく、サビが1回終わった後で、<Cメロ→サビ→Dメロ>のように、サビを挟んでどんどん未知のメロディーが広がっていく。
この<Cメロ>にあたる箇所、
♪最後は もう最後は もう最後は
を、中居正広と香取慎吾が声を重ねて歌う。
この訴えるような力強さが、胸に強い衝撃を残した。
そして、稲垣吾郎のソロが光る。
香取の言葉をそのまま借りたい。
私たちはなぜこんなにSMAPに心を奪われたかわからない。
でも、もう“うまく表現できない自分でいい”! この私たちの思いが、ファンの数だけ連なって、大きなうねりとなればいい。
うねり続ければいい。
愛が止まるまでは!!
SMAPさん『愛が止まるまでは』の歌詞