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岡山新報【今日は何の日】

2024-04-09 08:15:39 | 日記
⭕大仏の日・大仏開眼の日(4月9日 記念日)
752年(天平勝宝4年)のこの日、奈良・東大寺の大仏が完成し、開眼供養会(かいげんくようえ:魂入れの儀式)が盛大に行われた。

大仏は聖武天皇の発願で745年(天平17年)に制作が開始され、盧舎那仏(るしゃなぶつ)と言われる大乗仏教における仏の一つである。正式な名称は「盧舎那仏坐像」であるが、一般に「奈良の大仏」として知られる。

現在の坐像は座高が約15m、顔の長さ約5m、目の長さ約1mで、この大仏開眼供養で使用された遺品は正倉院に奉納されている。中世、近世に焼損したため大部分が補作されており、当初に制作された部分で現在まで残るのはごく一部である。「銅造盧舎那仏坐像」の名で彫刻部門の国宝に指定されている。