新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザとその対策について、多くの人に知ってもらいたい。このサイトの情報により生じた損害には責任を負いません。

新型インフルエンザ、「発熱外来」廃止で受診の流れはどうなるのか

2009年07月13日 | 罹ったら
新型インフルエンザ、「発熱外来」廃止で受診の流れはどうなるのか

 発熱外来の廃止を発表する自治体が増えている中、もしも発熱などの症状が出た場合にどこへ行ったらよいのか不安に思っている人も少なくない。国が改訂した運用指針をもとに、基礎疾患のある場合、妊婦の場合、通常の場合のそれぞれについて、今後の受診の流れをまとめた。

詳細は
NM online
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/200907/511525.html

新型インフルエンザに罹ると重症化しやすいケースはどんな場合か、周知徹底した方がいいと思います。今や、衆議院解散かそれともまたまた首相を代えるのかの話題で新型インフルのことなどどこかへ行ってしまった感じです。政治も重要ですが、妊婦さんやハイリスクの人たちは心配が大きくなっている筈です。
新型インフルの疑いが出てきた場合、どうしたらよいか。地方自治体によって手順が違うかもしれません。一度確認をしておいた方がいいかもしれませんね。
病院などへ出掛ける際には、マスクを携行し必要に応じて着用することが大切です。他人がどう見るかより感染防止に気を遣った方がいいですよ。


2 コメント

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基礎疾患を持つ方、妊婦さんに対する予防対策パンフ作成を望みます (cumulonimbus)
2009-07-13 21:51:57
大阪は父の出身地ですので親戚が多く住んでいます。
その大阪は、明日から全ての病院で新型インフルエンザ患者さんの診療を行う事になります。
大阪府庁の発熱相談センターは21日を以って廃止されます。

大阪府下でも大きな市の公立病院は別として、規模の大きくない民間病院や、財源が苦しい市の公立病院では、院内感染対策は難しいように思いますね…

特に流行の著しい地域の一つ、泉南市には公立病院がありませんし、阪南市の公立病院は医師不足による内科の閉鎖、市政に対する不満による複数の医師の辞職もありました。
やっと内科診療は再開されましたが、そんな中での院内感染防止は厳しいものがあると思います。

ですから、受診者が出来る限りの予防策を講じる必要があるでしょうね。
管理人様が、今までに何度もアドバイスして下さっているように、受診者がマスクと携帯用の消毒薬を常にバッグに入れておくようにするだけでも、感染リスクを下げる事が可能です。

基礎疾患があって通院されている方、妊娠中の方が受診される場合の感染予防パンフレットを早急に作成して欲しいですね。
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アメリカCDCもマスク着用を推奨 (うさきち)
2009-07-13 23:40:56
この問題については、押谷仁教授の講演会で質問募集があったので、ハイリスク群に対する対応について質問してみました。

押谷教授は、私の質問「ハイリスク群には高機能マスクの着用を指導すべきでしょうか?」を最初に取り上げてくださいました。(ちょっと、自慢です)

押谷教授は「N95マスクまでは必要ないが、ハイリスク群に対する適切な感染予防が必要だ」と答えて下さいました。

前述の記事に紹介されているハイリスク群に追加するとしたら、

気管支喘息患者と高度肥満の方々です。
アメリカの死亡者の3割は、気管支喘息が持病の人々でした。

外岡先生の「海外直近情報集」サイトにも「市民のマスク使用に関する暫定的ガイドライン」として紹介されていますが、アメリカのCDCでは、ハイリスクの人々は、次のような場所では高機能(フィルター機能付き)マスクの使用を推奨しています。http://www.cdc.gov/h1n1flu/masks.htm

1)地域で流行しているが、どうしても人込みに行かなければならない時

(2)家族が感染して、他に看病する人がいない場合


外岡先生も紹介されているように、アメリカのCDCは「ハイリスクの人々は感染の危険が高い場所ではマスク着用する」ことを推奨しています。

私は、アメリカでの死亡者のうち普通の人々(No Risk)の割合は25%だったので、個人の判断で「感染の危険が高い場所でマスクを着用する」ことは当然だと思います。

ただし、マスクの使用可能時間を有効に使うためにも、気流がある屋外、だれも人がいない場所など感染の危険が少ない場所では、マスクを外すべきだと思っています。

医療機関の院内感染対策でも「ゾーニング」といって危険場所と安全場所を明確に区別することが常識となっていて、安全場所ではマスクなどの感染予防策は必要ないとされています。

感染予防パンフレットや、感染予防の説明映像放映(Eラーニングまたはオンデマンド放送)の活用は私も大切だと思います。

時間とお金があれば、ココでも作れるんですけど、これは政府や自治体のリーダーがやるべきことでしょう・・・・・・。
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