新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザとその対策について、多くの人に知ってもらいたい。このサイトの情報により生じた損害には責任を負いません。

<新型インフル>閉鎖は学級単位 対処方針を緩和

2009年05月22日 | 学校・保育
<新型インフル>閉鎖は学級単位 対処方針を緩和
5月22日2時31分配信 毎日新聞

 政府は21日、新型インフルエンザの行動計画に基づく「対処方針」を緩和し、学校のクラス単位での閉鎖や、感染が疑われる患者の一般病院での受診など、柔軟な対応を認める方針を固めた。航空機の機内検疫も基本的に取りやめ、水際対策は大幅に縮小する。ウイルスが弱毒性で季節性インフルエンザと変わらないとされることを受け、国民生活と経済活動への影響を最小限にとどめる対応が必要と判断した。

詳細は
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000013-mai-soci

高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルスから新型インフルエンザが発生する懸念からつくられていた新型インフルエンザ対策や行動計画を低病原性ウイルス用にやっと修正しますね。少々時間がかかり過ぎたように思います。新型インフルエンザは「弱毒性」で季節性インフルエンザも「弱毒性」であるから、「両者はすべて同じ」と間違って伝えられる心配がありますね。

高病原性(強毒性)・・・呼吸器系統だけでなくほとんどの臓器にまでウイルスが感染する(重篤な症状、死亡)
低病原性(弱毒性)・・・呼吸器系統のみ感染。重い症状になる場合もある。率は低いが死亡もある。

新型インフルエンザも季節性インフルエンザも・・・低病原性(弱毒性)

季節性インフルエンザ・・・高齢者が重篤な症状になることが比較的多い(細菌性肺炎などを併発)。ほとんど全ての人が何らかの免疫をもっている。ワクチンあり。

新型インフルエンザ・・・・若い人が重篤な症状になっている場合が比較的多い(ウイルス性肺炎もある)。ほとんど全ての人が免疫をもっていない。今のところワクチンなし。未だ不明のこともかなりある。
(医療が遅れている国、地域に感染が拡がるとワクチンや抗ウイルス薬がわたらないで重い症状、死亡が増え深刻な問題になる心配がある。世界に広がると鳥インフルエンザH5N1ウイルスとの再集合が懸念される)

新型インフルエンザは季節性インフルエンザとは違いグローバルな問題です。感染拡大に時間がかかる様にすべきですね。そのため、政府・自治体・マスコミはできるだけ正確な知識・情報を伝えてほしいですね。

●新型インフルエンザは季節性インフルエンザと同じではありません。違います。