●病原性強い原因を解明=スペイン風邪-東大
1918~19年に世界で大流行し数千万人の死者を出したインフルエンザ「スペイン風邪」の強い病原性には、ウイルスの自己複製(増殖)に関する遺伝子が重要な役割を果たしていることを、米ウィスコンシン大の渡辺登喜子研究員、東大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームが30日までに明らかにした。
今後発生する同様の新型インフルエンザの治療薬開発に役立つとみられる。論文は米科学アカデミー紀要に掲載される。
詳細は
内外教育研究会
http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20081230-1
RNAポリメラーゼをつくる遺伝子がスペイン風邪のものの場合、上気道以外の気管や肺でもよく増殖した・・・ということで、毒性の「もと」がかなりわかった。
研究が進めば、毒性の強いウイルスに対処する薬ができるかもしれない。期待しましょう。