ソベルベンニク

日常の様々なニュースに対するコンセプトの記述

131120素晴らしい抜歯手術

2013-11-20 01:18:31 | 日記
131120 ソブルベンニク 望月喜市
一昨日、さる病院で抜歯した。その用意周到な事、驚嘆すべきものがある。
当日、朝、抗生物質を飲むことを指示される。
予約時間のちょっと前に、外来診療に着く。
いつもの診療室でなく、手術室に案内される。手術台に座ると、血圧計が腕に巻かれ、手術前の血圧が測定される。血圧は手術中も数回測定される。
手術が始まる。最初は、歯ぐきを麻痺させる軟膏が塗りつけられ、数分後、本格的麻酔薬が歯ぐきに数カ所注射される。最初の注射は麻酔がまだ効いていないので
猛烈に痛い。3回目当たりの注射は、既に麻酔が効き始めるので、殆ど痛みは無い。注射が終わって待つこと約5分。もう完全に抜歯周辺は麻痺しているので、
抜歯が始まっても全く痛くない。ヤットコ状のもので歯を挟み力いっぱい抜きに掛かる。しばらくして歯はぐらりと抜けた。抜歯後の血を止めるため、ガーゼを
強く噛むよう言われる。数分で出血は止まり、傷口の縫合が行われる。痛みは全くない。
抜歯した歯を見る。血糊が付き無残なものだ。ボロボロに砕けている。帰宅後の守るべきこととや、痛み止め(頓服)飲み薬の指示があり開放された。終始一貫実に懇切丁寧で
美人の看護婦さんが注意事項を噛んで含めるように注意書きをゆっくり音読してくれる。真に王様気分になる。この日は、下側の歯を2本+1本抜いた。状況の観察と抜糸のため2日後に再診がある。
つらつら考えるのに、昔、野蛮人や野戦病院などでは麻酔なしで抜歯が行われたに違いない。麻酔なしの抜歯に伴う猛烈な痛みと、化のう止めがなしの抜歯後のウズキはいかばかりか、
そして、化膿で苦しみながら死亡するケースも多数あったに違いない。進歩した医術と保健診療で安い費用で抜歯をしてもらえることに感謝の念ひとしおである。