ひまわりバアバの気ままな日記

ひまわりの様な笑顔が大好き 
お菓子作が大好きなバアバの日記です。
時々お茶しにおいでませ!
 

ターミナルケアについて

2008-04-10 | 日々の出来事
以下はボランティアの会長が 「ターミナルケアに向けての取り組み方」 と題して県事業団評議委員会において発表されたものです。

了解を得て転記します。

◎ 他の施設も “ターミナルケアについて” 勉強しておられるでしょうが 最近出合った「○○園」でのひとこまです。

家族の了解を得て 約1ケ月間頻繁に現場を見 家族と出会い 声を聞いてきました。

約1ヶ月前に死が近い事を園から聞かされ心の準備が出来 思うように看病出来たことは良かった~との事でした。

非便が出るように主任さんが30分余りポータブルトイレに坐らせて お腹をのの字にさすって さすって…自然に出して下さった。

のたうちまわる母を最後まで きついの? どうしたらいい…さするの?と優しく声を掛けたり 又家族には夜具を用意 熱いお茶を下さったり…色々気遣って下さった。

寮母長 主任 スッタッフの皆さんも 時間オーバーも気にせず携わって下さった。

これが本当の心のこもった 看取り介護 理想の自然死への道だと思った。

最後は看護師さんが 綺麗にお化粧をして下さり「着せたいものがあったら…」と言われ家の箪笥の中から持参した 仕付けの付いた着物を着せてもらった。

とても綺麗でしたよ。

本当に「○○園」に預けてよかった~

自然死を選んでよかった~

私も何度も現場に出向き 職員の仕事を見て 本当に頭が下がりました。

現場の小さな心使いで 家族の満足が得られるのだとも思いました。

※ ボランティアさん 是非お礼を申しておいて下さいね との事でした。

※ 私の思うこと

   ターミナルケアについて 現場職員の手当て経費をもう少し考えて欲しいと思っております(今 介護の現場では労働に対してお給料が安いと問題になっています)

                                              以上


委員会では涙を流して聞いている方もあったようです。

これは母の様子です。

食べられなくなって 初めのうちは認知症があったにせよ苦しみました。

自然死を選んだことに少し後悔した時も

「こんなに苦しむのなら 点滴の中に眠り薬 痛み止めを入れてもらった方が良かったのか?」と妹と話しました。

しかしそれをしても少しの延命になるだけだと思い直したことも…

後になって 落ち着いたごろ 看護師さんが言われた一言です。

「有難う御座いました。最後までご家族さんについていてもらい自然に旅立っていかれ大変良かったです。どうしても皆さん医療に走られます。
どうぞ 皆さんに伝えて欲しいと思っています」

とお礼を言われました。

お礼を言わなければいけないのは私達だったのに…

コメント (8)
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