辞書で“浚渫”を調べると「海底・河床などの土砂を、水深を深くするために掘削すること。」と説明されている。その“浚渫”工事が全長≪367km≫の日本一長い<信濃川>河口で始まっていた。
前回、この“浚渫”作業はクレーンの先端に取り付けた巨大な「ショベル」で川底に堆積された土砂をすくい上げていた。今回はポンプで土砂を水と一緒に吸い上げる方式で実施されていた。
吸い上げられた土砂は川の上に設置された大きなパイプの中を流れ「土砂運搬船」へと運ばれていた。信濃川河口には「佐渡汽船」や「日本海フェリー」の大型船の発着所がある。
私が“浚渫”作業を見ていた時、佐渡からの大型フェリーが接岸するところであった。これらの大型船の運航を可能にするこの作業は3月中旬まで続けられるという。
前回の“浚渫”作業は巨大な「ショベル」で土砂をすくい上げる方式であった。