茨城県水戸市で有名な観光地と言えば、日本三大名園のひとつである「偕楽園」を挙げる人が多い。午前中に開催された準々決勝に勝利した「新潟エージレス野球クラブ」は、試合のない午後にここを見学することにした。
「偕楽園」は1842年、水戸藩第九代藩主・徳川斉昭(なりあき)公により創設された。約13haの園内には約3.000本の梅が植えられているという。入口から坂道を登っていくと美しい庭のある「好文亭」に辿り着く。
嬉しいことに「好文亭」の料金所には≪満70歳以上の方は“無料”です。≫と書かれた張り紙があった。私を含めた70歳以上の野球部員は、自分の生年月日を言って“無料”で入場させてもらった。
水戸武士の風格が漂う「好文亭」の3階に上がり、“千波湖”の見える素晴らしい景色を眺めた。その後、約100種類の梅が植えられているという“梅林”を見学し「偕楽園」の散策コースを堪能させてもらった。
「好文亭」の3階から千波湖を眺める。