所詮は芸能記者

昨日のＡBC
朝日放送のおはよう朝日ですのコーナーで
東証1部上場のフジ住宅のヘイト文書の差し止め請求が
大阪高裁で認められたニュースを報じていたが、
その中で芸能記者の井上公造氏が感想と意見を述べていたが
その中で一つ引っかかる発言があった。
それは、「韓国では反日でないと大統領になれない」
というものだ。
井上公造氏はヘイトと日韓の歴史認識問題とを同じ問題としてとらえている。
日韓協約があるからと言って個人の請求権までは放棄していないというのが
日本及び韓国の政府の認識である。
新日本製鉄が植民地時代の賠償金を自ら支払うのを差し止めたのは日本政府である。
その日本政府自身がシベリア抑留者のロシア政府への請求権は無くなっていない
と国会で答弁しているのだ。

法務省のヘイトスピーチを許さない。には次のように説明がある。
「特定の国の出身者であること又はその子孫であることのみを理由に，
日本社会から追い出そうとしたり危害を加えようとしたりするなどの
一方的な内容の言動」

井上公造氏はよく読んでから発言して欲しい。

投票速報をチラッとだけ見て 訂正と追記

選挙速報をチラッと見て維新の躍進には本当にゲンナリだ。
大阪府民は一体どことみて維新を支持しているのか？
特に元橋下知事の秘書だった者を当選させるなんて本当に馬鹿！？
暴言だらけの足立も当選するし、
吉村知事がテレビに出まくっているから維新が何か府民のためにしているとは
大きな勘違いなのだよ。

よくよく選挙結果を見ていると、
大阪は公明党が橋下元知事・市長らに公明党の候補者の選挙区に
対立候補を立てると言われ、ビビッタ公明党が選挙区のすみ分けをした結果
見事に大阪は維新と公明党に色分けされてしまった。

そして、今後公明党は維新の要求を丸のみしかねない。
結果として、第三回目の大阪市廃止住民投票が実施されかねない。
それは、堺市において、政令指定都市廃止の住民投票を実施しようという
動きがあるからだ。

結局、自民は予想より少しだけ数を減らし、立憲は
三桁から二桁に減ってしまった分を維新が取った結果となった。
大阪の選挙運動の放送を見ていると吉村知事が街頭に出れば
本当に黄色声がするように感じるぐらいミーハーなおばちゃんたちが多いことか！

テレビに出まくり議会を疎かにしていることに気づかず、
外見だけ（私は、あの吉村の目が嫌いだ。奥に蛇のようないやらしさを感じてしまう。）で
維新に投票するからこうなってしまった。
テレビの解説では維新だけが改革を唱えたと評価する評論家や解説委員がいるが
維新のしていることは自民党よりも戦前回帰に近いのに。
テレビを鵜呑みする人は簡単にだまされている。

次の総選挙までこの状態が続くとなると暗澹たる思いだ。

公明党は今まで以上い自民の腰巾着となり、
実質自民党の別働隊にしか過ぎない維新は
憲法改正発議に賛成をするだろう。

そして、本来は権力を縛り権力の暴走を防ぐための憲法が
国家権力が国民を縛るためのものに変えられるのだろう。

そして、戦前の軍国主義や全体主義がはびこることになる。
その時になっても後の祭りでしかないのに･･･。

もう、大阪は完全に維新に乗っ取られ、復活することはないのでしょうか？
本当に大阪の選挙民は最低の選択をしてしまったのだった。
地獄を見ないと判らないのでしょうか！