天井桟敷の人々の末裔

戦前回帰中の世の中を心配(おもう)ブログ

何故確かめようとしないのか?

2018-11-09 01:00:49 | 政治
韓国最高裁での元徴用工が新日鉄住金に対して起こした訴訟の賠償命令に対しての
日本国の反応、特に河野外相の反応にはあきれる。

まず第一に1965年の日韓協約で放棄したのは国家の賠償請求権である。
それも、日本側はあくまでも、経済協力という名目にこだわり、
日帝時代の併合、植民地政策への賠償金ではないと言い張ったんだけど。

今回の訴訟は民間VS民間です。

日本人は自分たちの被害者意識は敏感だけれども、アジアに対してに侵略行為
に対しては認めようとしない。
アジアの解放のために米英と戦ったなんて本当に信じているのだろうか?

それなら、ポツダム宣言を受諾するまで、どうして韓国を解放しなかったのですか!

この一つの事柄をもってしても、アジアの解放のためは大嘘なんです。

そして、日本人のシベリア抑留者に対してですが、
日ソ共同宣言で請求権を日本は放棄しているのです。
しかし、個人の請求権までは放棄したことにはならないと、
日本の役人が国会で証言しているのですよ。

同様に、日韓協約においての請求権放棄問題に関する質問に対しての回答
が以下のURLです。

参考までに、議事録のURLです。

柳井俊二外務省条約局長の答弁
コメント
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