天井桟敷の人々の末裔

戦前回帰中の世の中を心配(おもう)ブログ

誤魔化しはやめろ(補正と補足)

2023-11-07 00:53:56 | 戦争
ガザ地区へのイスラエルの空爆による死者の数を曖昧にする新聞記事に抗議する。

「イスラエルとハマス双方」という枕詞がいつから付くようになったのか!
ハマスの10月7日の攻撃から数日間は区別して報道されていた。
しかし、イスラエルの攻撃がエスカレートしてからは、双方という胡麻化した表現ばかりになった。

これは、イスラエルの人道に反する無差別攻撃をごまかすためのものだ。

確かに、最初のハマスの侵攻(ロケット弾や人質等)は非難されるべきものではある。

しかし、イスラエルがしていること、第2次大戦後、シオニズムによるパレスチナ人を武力で
追い出し、ガザ地区という囲い(天井のない監獄)に閉じ込め、ライフラインをイスラエルが管理し、
いざとなれば電気・ガス・水道をイスラエルは恣意的に供給を止めることができる。
これを非難しない欧米や追随する日本政府はダブルスタンダードも甚だしいい。

さらにガザ侵攻開始後、トラック20台分だけの救援物資の搬入を認めただけという。非道ぶり

これでは、ナチスがやったことと同じではないか!
イスラエルはなぜナチスに自分達がされたことをパレスチナ人にできるのか?
その理由を知る機会があった。

それは、
イスラエルは、ナチスドイツによるアウシュビッツに代表されるユダヤ人への虐殺行為に関して
迫害から逃れた生存者に対する対応は冷たいものらしい。
つまり、被害に遭ったのは弱かったからだというのだ。
だから、自分達は強くなればそのような目に合わないという考えらしい。
(何かにつけてナチスドイツの悪行を持ち出す割には、今イスラエルがパレスチナに対して行っていることは
 悪魔の所業とは決して言わない。逆に動物に対して対するような仕打ちで報いるという!なんと愚かなイスラエルだろう。)


そう思えば、今のイスラエルの地上侵攻は理解(非難していないというわけではないので念の為)できるだろう。
だって、人質は弱かったから人質になったと思っているのだろう
そう考えないと無差別空爆や地上侵攻は理解できない。
金さえあれば、武力さえあればという考えに凝り固まっているのだろう。
復讐は復讐を呼ぶ。終わりはない。

そしてヨルダン川西岸の入植地では入植者が嫌がらせをしているという。
イスラエルは直ちに軍を引き上げろ。攻撃を止めろ
ガザ地区の封鎖を直ちに解け!
コメント
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