妄想日記

本当にあったこと、妄想してみたことごちゃ混ぜにして全部詩にしてみた。

You are my Vision

2021-04-17 09:30:00 | poem



輝いた時代はいつか終わって

遠い過去のことになる

今が幸せで寂しいのは

終わってしまうことを知っているから


毎日眠る度に祈る

明日も君が笑っていますように

どうか終わりが明日ではありませんように


君は僕の希望で光なんだ

奇跡のような君だから

いつまでも消えないでほしい

北極星のようにいつだって僕を照らして


輝いた君をいつか忘れて

思い出せなくなる

過去が宝物で悲しいのは

終わってしまうことを知っているから


毎朝目覚める度に願う

今日の君が幸せでありますように

どうか終わりが今日ではありませんように


君は僕の希望で光なんだ

奇跡のような君だから

いつまでも笑っていてほしい

太陽のように暖かく僕を包み込んで


永遠なんてないことも

始まれば終わることも

全部知っている


それでも

君は僕の希望で光だから

どうか どうか

一日でも長く

奇跡のような君が

笑っていられますように



来年の桜が楽しみだなって君が言ったから

2021-04-17 09:25:00 | 妄想日記
   

   解けない呪いにかかっているの。







 毎日死にたくて、人生の目標も、やり遂げたいことも何もなくて、生きている理由が見つからなかった。生きていく勇気も死ぬ勇気もなくて、八方塞がりの日々。


 君は私の特別な人、ではなかった。同じ学科で同じサークル、それだけ。他の誰かとよりかは少し近くて、でも特に何も感情はなくて。特別たくさん話すわけでもなく、どこかに一緒に遊びに行ったりもない。他人以上で、友達未満だった。


「大学の桜並木が綺麗で好きなんだ」

そう言った私に

君が

「来年の桜が楽しみだな」って言ったんだ。

あの時君はどんな表情をしていたんだっけ。私はそれに何と返したんだっけ。もう何も思い出せない。


恋じゃなかった。愛でもなかった。

何気ない会話だった。特別じゃなかったんだ。


だけどね、他の誰でもない君が「来年の桜が楽しみだな」って言ったから、私はいつか君とまた桜が見たくて、あと1年、あと1年だけ生きていようと思うようになったんだ。そうして、今日もまた私、ここで生きています。































あの日君にかけられた呪いに縛られながら。