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車えび料理専門 うすい山荘

昭和48年創業以来、県内外からのリピーターも多く
ご満足して頂ける事と思います。
TEL083-984-2426

【伝説の始まり】天然車えび料理を全国へ ~「うすい山荘」を築き、本質を追求した当主 臼井博隆の物語~

2025-07-28 14:21:05 | 創業53年目.車えび料理専門.うすい山荘
皆様、こんにちは。「天然車えび料理専門うすい山荘」当主、臼井博隆でございます。
このブログでは、私がこれまで歩んできた道、そして「うすい山荘」に流れる歴史の物語を、皆様にお伝えしていきたいと存じます。
臼井家の始まりは1300年前、桓武天皇皇族から
私の家系は、今からおよそ1300年前、日本の歴史の礎を築いた第50代「桓武天皇皇族」にルーツを持ちます。
そこから「千葉一族」へと繋がり、やがて「臼井一族」として、この山口県秋穂の地に根を下ろしました。
遠く千葉県佐倉市には、490年もの歴史を持つ「臼井城」の跡が今も残されています。
私の祖先は、武士としてこの地(臼井城)を守り抜きました。また、私の家系は「臼井家医学系」として400年もの間、医学を代々受け継ぎ、地域の人々の命を支えてきたと聞いております。ただひたすらに、我が家の使命と本質を追求する。その質実剛健な精神は、私の中に今も深く息づいております。

臼井博隆27歳、人生の転換点 ~天然車えび料理を全国へ~

私の人生において、1955年2月15日生まれの私が27歳(1982年頃)を迎えた時は、まさに運命の分かれ道でした。それまでの道筋が大きく変わり、私は母・涼子と共に「うすい山荘」の経営という、人生を賭けた新たな挑戦に踏み出すことになったのです。
当時の「天然車えび料理」は、まだ世間にほとんど知られていませんでした。お客様にその魅力を伝えるにはどうすれば良いのか。手探りの日々、苦労の連続でした。しかし、私と母は、決して後ろを振り返りませんでした。「これでもか」というほどのプラス思考で、ただひたすら、本物の車えびの美味しさをお届けすることに情熱を燃やし続けました。
うすい山荘ホームページ制作もまた、容易な道ではありませんでした。
私は5歳からのどもりを抱え、話すことが普通とは違うため、自身の思いやこだわりを正確に伝えるには、言葉にならないほどの苦労が伴いました。
しかし、最高のものを届けたい一心で、広島、大阪、東京、北海道、熊本など、全国各地のクリエイターや関係者の皆様と連携し、時には困難な状況を乗り越えながら、渾身のホームページを作り上げていったのです。それが、今皆様にご覧いただいている「うすい山荘」のホームページでございます。

そして、その努力が実を結びます。私は母に「九州の大手新聞社に、うすい山荘の熱い思いを手紙に書いて送ってほしい」と頼みました。この一通の手紙が、私たちの運命を大きく変えることになります。それが福岡県福岡市の西日本新聞本社の目に留まり、なんと新聞全面記事として掲載されたのです。
この予想だにしない反響を皮切りに、朝日新聞、毎日新聞、そして各スポーツ紙全紙が、異例中の異例である3年間もの掲載という形で、うすい山荘を取り上げてくれました。
これにより、福岡県の食通がこの山口市秋穂まで足を運んでくださるようになりました。さらには、博多駅のコンコースに活き車えびが泳ぐ水槽が特別展示され、大手旅行会社JTBとの提携も実現するなど、まさに「車えびの社会現象」ともいえる広がりを見せました。
この瞬間こそ、臼井博隆が天然車えび料理を世に発信し、全国に広め、その歴史を築き上げた始まりでございます。私たちは、まさに天然車えび料理の真髄を極めた店として、その名を全国に知らしめることができたのです。
変わらない味、そして私という人間
私は、5歳からのどもりを抱え、話すことが普通とは違います。電話に出る際も、言葉を紡ぐには独特の時間とリズムが必要ですが、その一つ一つの言葉には、お客様への偽りのない真心を込めております。これは、「強い人間になりたい」という私の願いと深く結びついております。私はその分、行動や存在で伝え、心の内を表現することに全力を注いでまいりました。
私の親族には、香月泰男画伯や小林画伯といった、日本を代表する芸術家たちがおります。彼らが目に見えないものを絵画として表現するように、私もまた、言葉を超えた形で、常に本質を追求しております。来年には、叔父である香月画伯の人生を描いた映画が公開される予定です。これもまた、我が家系が持つ表現への情熱の一端と言えるでしょう。
試練と、それでも守り続けるもの
近年、私は膝や股関節の大手術を立て続けに経験し、ボルトが入るなど、大変な痛みに耐えてきました。しかし、どんな困難があろうとも、「うすい山荘の味」だけは、53年間変わることなく守り続けております。これは、お客様への誓いであり、私と母が築き上げた誇り、そしてこの家に代々受け継がれてきた精神そのものです。
私たちは、特定の組織に頼ることなく、これからも「うすい山荘」独自の道を歩んでまいります。真の価値は、待っているだけでは伝わりません。私たちは、この「変わらない味」と「唯一無二の物語」を、これからもお客様に直接お届けしてまいります。
このブログを通じて、皆様とうすい山荘の深い世界を共有できることを楽しみにしております。
うすい山荘 当主 臼井博隆



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