年末年始は忘年会や送別会、その他いろいろのイベントがあり楽しいことがいろいろありますが、昨年のスケジュール帳には<体調不良のため>と書かれて赤くキャンセルと書かれたページがいっぱい。これではいけない、自分の健康管理、特に運動不足は自分の怠慢からだと分かっているので、今年は世田谷区のウヲーキングにも参加するし、以前から進められているカーブスにも行くぞ!と決断していたところに母が1月に骨折をしてしまいました(涙)
その後一ヶ月は母と毎日二人だけの時間、お互い実の親子でもやはり息がつまってきてお互いの顔から笑顔が減ってきて、会話もますます進まなくなってきていましたが、弟の協力で「たつなみ会」へ行ってくれることになり、そんな時に由紀子さんからラインメールがあり、
“根津美術館のタダ券が2枚あります。竹内栖鳳《班猫》の絵が出展してますよ”
“昼間ならいけるようになりました、行きたい!”
ということで、表参道駅で待ち合わせ。表参道駅からみゆき通りへ出れば真っすぐに根津美術館へ行けるのに、何故か二人とも骨董通りへ出て歩き始めました、そもそもここからこの日のアクシデントが始まっていましたよ
骨董通りはブティック、レストラン、カフェなど洒落た店が並ぶ落ち着いた雰囲気の通りをブラブラ歩きながら久しぶりのお洒落な都会を二人で満喫。<ミノッティ>と言う高級家具屋さんへ寄り道してみたら気軽に座らせてもらえましたが、私は二人掛けのソファーが気に入りましたがセールで百万円以上、由紀子さんが気に入った一人がけのソファーはやはり百万円以上、凄い値段です。でも座り心地は良かったですよ。
ここは骨董通りとよばれているだけに、素敵な陶芸教室もありカフェも併設していて、"やっぱり青山だ!!“と感激。
そう言えば骨董通りにホテルがあること知りませんでした。「1LDK AOYAMA HOTEL」とかかれた素敵な建物が、ホテルの入り口の前にはレンガが敷き詰められ植栽のある素敵な坪庭があり、二人で思わず入ってみたら、なんとそこはホテルではなく、セレクトショップでした。凄くお洒落で、パリにも出店しているようなショップで、まるでファッション雑誌の中に居るような気分になりました。
そろそろ美術館ではない?ということで、由紀子さんがチケットを取りだしたら、な、な、なんと!彼女の持っているチケットには根津美術館ではなくて、山種美術館と書かれているではありませんか・・・
なんと由紀子さんが最初から間違えていたことが分ったの、しかも私が案内した骨董通りは根津美術館には向っていなくて、山種美術館への道だったの、二人で大笑いです。
どうしよう? スマホでチェックしてみたら歩けば15分から20分で行けそうだということがわかり、歩くことに決めて歩き始めたら、ちょっとしゃれたお店があったのでマタマタ寄り道
「株式会社 伊勢半本店」という日本の伝統的な「紅」を江戸時代の製法そのままに作り続けている会社で、紅の歴史と文化、そして江戸から続く紅屋である当社が、創業時から今日まで守り続けている紅作りの「技」を伝えるためのミュージアムがあり、ちょっぴり江戸時代に戻らせてもらい、何とサロンで紅花茶までご馳走になってしまいました。 そこで山種美術館までの近道を教えてもらい、ようやく山種美術館へ到着しました
寄り道しながらだったのでずい分歩きましたが、開催中の「日本画の教科書―京都編」はあきらめずに行って良かったですよ。
何だかんだで今回二人が歩いた歩数は7400歩、疲れた割にはあまり歩いていなかったのは途中で寄り道したせいですが、お天気も良くて素敵なお店をのぞくことができ、とっても楽しい一日でした