サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……前編の真実

パトカーのけたたましいサイレン、野次馬の数……僕のあらぬ妄想は小室圭さんに似た若者に奇想天外な『罪を被せたモノ』だった……。

若者は恐らく赤いニットの女性とカップルだったと思われます。
駆け付けた警察官は二人を引き離す為に…若者をパトカーに。

派手なスキンヘッドのオジサンは自分を有利に導こうと立ち回ってた?ソレがどうやらスマートニュースを読むと真相見たいである。
スキンヘッドのオジサンは『自称』土木木工作業員とあった。自称ってどんな場合に付与されるのだろう?

何という僕の想像力の逞しさと短絡的思考だろう?と恥ずかしくなったけれど……心は随分と軽くなった。
スキンヘッドのオジサンは酒を呑んでいた?とあったので『その言い争い』はオジサンにかなり不利に働くんだろうなぁ……。

電車は現場で三十分立ち往生とあったから、賠償金なんてのが発生するかもね?
でもまあ……ソレは『平和な日常の範疇』の事で恐らく収まるだろう……。

若いカップル?夫婦?どちらにしても一年後にカップルでいたら……この災難話は恐らく笑いを伴った『楽しい話』に変わっているに違いない……。

酔ったオジサンが若者を警官に突き出したのは?一方的に自己正当化?しようとした子供じみた思惑、仕業だったんだろうなぁ?

『自称』が付与された彼の職業とか?真っ昼間の飲酒とか?車道に飛び出しパトカーの前に立ち塞がった彼の一連の行動やらを思い出すと……ここまでのオジサンの人生で『アピールしたい彼の正義とか理不尽と感じた様々の体験』を重ね、鬱憤満載で生きて来たんだろうなぁ?なんて思った……。

人生って……腹が立つし、理不尽だし巧妙な奴が正義を気取るやら何かと哀しく侘びしいモンだけど……でも?人生ってそんなこんなを含めてヤッパとても楽しいモノですよね……?


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