君のような音

「君のような音」

色褪せてく数多の思いが　あるから
耳を傾けていたいよ

彩るような数多の想いを
繋げて奏でるメロディーを

優しい音　それを聴いていたいよ

君のような音　そんなメロディーを

回転

「回転」

ふわふわと一日が終わってく
ふらふらした足取りの毎日

キラキラしたいといつも願ってるのに
キラキラしたいといつも願うだけです

ひとりひとり違う荷物を抱えてる
ひとりひとり違う魅力を隠してる

観たいよ　奥の方を　それが絶望でも
痛いよ　ずっと抱えた傷が疼くよ

ゆらゆらと目の前は蜃気楼
「野良犬を最近観ないなー」って　それがどうした

イライラしないようにって言い聞かすのに
イライラしないようにって飼い慣らすのに

一人、二人　出会い別れを繰り返し
一人、二人　笑い、涙を分け合い

行きたいよ　底の方へ　それが奈落でも
似た色を持つ君に出会えて　うれしいの

ぐるぐる廻る　廻る絵
ぐるぐる廻る　廻る音　音色

キラキラしたいといつも願ってる
キラキラしたいといつも願ってる

ひとりひとり違う荷物を抱えてる
ひとりひとり違う魅力を隠してる

見たいよ　奥の方を　それが希望だといいね
「要らんこと考えんでもええねん」って君は笑いそう

笑いそう　雨も止みそう

で、明日も行こう

ordinary

「ordinary」

甘かった季節は過ぎたけれど
今の方がきっとしあわせ

空回って上手くいかないけれど
そんな日々がなんか愛おしい

それぞれ　選んで間違えて
転がって　角取れたり　また尖ったり

ありふれた人間です
何故だか不意に負けそうになったり
何故だか楽観で笑えそうだったり
するんです

誰のおかげで？

君のおかげです

思います

「思います」

壊れたミニプーリを交換したんだ

壊れた脳そのものを交換したいな

雨降り 君へ想い募る

ダメもと 叫んでみる

今からこれからのことを
考えてみようと思います
今からエビチリのことを
歌にしようと思います

思います

壊れた減速機を交換したんだ

壊れた僕そのものを交換したいな

雨降り 君へ想い募る

投げやり 叫んでみる

今から高尚なことを考えてみようと思います

今からエビちゃんのことを考えてみようと思います

思います 踊りだす

雷雨が梅雨前線に
猪が井の頭線に乗って
踊りだす

今からこれからのことを考えてみようと思います

今ならエビチリの不思議もわかるような気がします

気がします 胃貸します

生かします

思います

Comedy

「Comedy」

あまりに痛くなりそうなんで

今夜はなんか吐きそうなんで

どうですか　どうしてんですか

行く当てのない心が右往左往してます

聞く術もない答えがうろちょろしてます

麺つゆと麦茶間違えてんじゃねえよ

現実と夢想を履き違えてんじゃねえよ

終わります　お詫びします　心から

喜劇はおもしろくて　でも泣ける　そんなものなの