DOUSHIYOUMONAI

「DOUSHIYOUMONAI」


アートでもなくみっともないのが僕らさ

かっこつけずに思いのままいけばいいよ

『どうしようもない』といいながら未だ生きてるよ

『どうしようもない』と笑いながらいけばいいよ

崩れそうなのは隣のあの子も同じだろう

奇跡みたいな恋もいつかは枯れるだろう

アホでも何でももがくのが正解さ　きっと

何処へ辿り着くのかは知らないが

『どうしようもない』と泣きながらもご飯は食べてるよ

『どうしようもない』壁も実は透けてるのかも　向こう側見えるかも

美しくもなくみっともないのが本当さ

眼鏡かけずに君の眼で見つめればいいよ

サイズ変えずに思いのままいけばいいよ

Change

「Change」

もっと酒酌み交わしたり
てらいなく語り合ったりしたいな

また観念的なポエムで
自分だけ励ましたりしてるよ

日々は輝いたりくすんだりを繰り返す
意味は無くなったり現れたりを繰り返す

もう少し もう少しだけでいいから
冴えた日々を生きたいと
また願うだけなら昨日と同じ
今がいい時さ 明日を変えるなら

今がその時さ 明日を変えるのさ

オオカミ

「オオカミ」

秘密　しがない　肩が痛い

僕の心はガラス細工

急に夏になり蝉が鳴くよ

薄ら笑う陰口に揺れ惑うな
受け流せばいい

唯一　日替わり　胸やけする

僕のルールは時代錯誤

急に夏が来て色を増す世

有毒な摩擦、アクセスに揺れ惑うな
縛られるな

オオカミさん ようこそ
雷がなっても脅えるな
呼ばれてても今は行けないよ

少年

「少年」

おかしな少年のままか
俺なんて

お菓子が好きで悪いか
悪かねえよ

昔話を紙芝居で近いうちに聴かせておくれよ

似た顔が揃いました

また金が貯まりました

可笑しな少年だと
笑えばいい

お菓子かファーストフードで
腹を満たすがいい

昔話を蒸し返すなら遠い家に引っ越しておくれよ

ギターアンプ揃えました

親会社が倒産しました

おかしな少年のままか
俺なんて

炭酸が好きで悪いか
悪かねえよ　別に

出すぎ　着過ぎ　水着　薄着　

実にゆるいルールで泳ぎたい

ヴァイオリニスト

「ヴァイオリニスト」

ふるさとの匂いから
遠ざかり生きている

この街の人たちの
声を聞き生きている

泣き止まぬ　降り止まぬ　
心の雫がポタポタ零れてる

ごめんねと呟いて　いえいえと頷いて
そんな風に自転車のペダルを漕いでいく

わからずやの弾くヴァイオリンが聴きたくて
僕はわからずやの弾く音色が聴きたくて