ホオズキ(鬼灯)

2013-07-24 23:54:22 | 日記
ほおずき見つけた。ホオズキ、いいえ、鬼灯でしょうか?この赤いランタン下げるのは、やはり子鬼さんですか?以前、私が住んでいた家の窓の下には、ほおずきがあった。白い花が咲き、ふと気づけば赤い実を付けていた。丸い袋の中にある種を、袋を破らないよう取り出して、ホオズキを笛のように息を吹き込み鳴らそうとしても、中の種を取り出すことは難しい。直ぐ端が破れ、また再度挑戦、ということになった。小さな私に友だちは、ホオズキをどうしたら鳴らせるか、言ってくれても、私は分からず、人がならすのを羨ましく見ていた。ホオズキのその実は、だいだい色でうつくしく、かわいいテルテル坊主のようだった。揺れて、揺れて、鬼灯。怖いような漢字で、夏に似合う。お化け屋敷も夏のもの。「お化け」は、どちらかというと、その場所に居るもの、「幽霊」は、思いを残して死んだ人が、それを伝えたいとさまよっているもの(なので、特定の人に対し姿を現す)。こんな区別?定義を見て、変に納得したことがある。鬼灯は、お化けによく合うかも。お化けと妖怪は、一緒かな?幽霊さんには会いたくないけど、お化けさんには会いたいかも。「人を怖がらせるには、どうしたらよいか?」は、とても魅力的な問いかけ。ワイワイとお化けさんは、互いにこの「(人を)怖いがらせ作戦」を一生懸命に考えてるのでしょうか?でも、ふと思います。人を怖がらせて、人が逃げたら、もう会えない。自分がおどかしたから、そうなったけど、お化けはそこに一人残される。(また、人が来ないかな、と人を待つ。何かひょうきんなお化けさんも、本当はいつも淋しい思いをしているのかもしれません。


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