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2013-07-04 23:23:11 | 日記
パッと、明るい色が目に入ってくる。百日紅(サルスベリ)のピンクの花。もう少し薄いピンクの花や白い花もあるが、このピンクの花が今の空には一番よく似合う。昔、よく遊んだ公園にこの樹があった。ピンクの花のサルスベリ。幹を撫でて、「サルが滑ってしまうって、本当?」(なんで、あまりつるつるでない、この樹から、滑り落ちるのだろう?)と不思議だった。公園のフェンスの側にあり、すぐ横には、ブランコやシーソーがあった。ブランコやシーソーにあきると、少しフェンスに登り、サルスベリの花をつまみ取った。手の中で、花びらのふわふわし、軽いのが、何かとても大事なものを手に持っているかのように感じられた。まだその樹は、あまり大きくなく、枝は太くはなかった。最初の枝に、私が登りことができたとしても、もう次の枝は細く、樹に上がることはできなかった。そう、身体の小さなサルならば、十分、樹に登り遊べたのに、と思った。なのに、サルはこの樹では、滑って遊べない?サルって、本当は、木登りは下手くそなのでは
ないか、と私は思っていた、私なら、「こんな樹、簡単、滑ったりは絶対しない」と思った。幼い頃の私の自慢、「私は木登りが好き、上手だったよ。」(高いところは怖くなかった。枝を選び、足を掛け上がって行く木登りは、本当に気持ちよかったよ。)


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