お隣りさん

2013-09-04 23:02:01 | 日記
日曜日、夕方、夫と買い物から帰ると、ご近所の方、2、3人が立ち話している。また、何か、ゴミ捨ての問題か?と会釈だけして、家に入る。しばらくして、インターホンが鳴る。出ると、先程出会ったうちの1人。「(私の家の)お隣さん(おひとり暮らしのおばあさん)、亡くなったそうです。病院からどこか施設に入っておられたと聞きました。」とのと。「お通夜が今晩、近くの葬儀ホール、お知らせだけと思って。」と伝えられる。夫に、お参りをどうしようと相談すると、「(世話になったので、お参りさせてもらったら。」という。しばらくして、帰って来た娘に「お通夜に行く?」と聞くと、「行く」と、すぐに返事する。
庭で草むしりするうちの母(娘にとって祖母)とよく話をしているお隣さんを、娘は幼いとき、見近に見ていたのだろうか。お隣なので、お菓子のおすそ分けをもらっていたのかも。お隣さんが、娘にとって、ごくごく身近な人だったのか、と改めて気づく。そういえば、うちの母も(反対側のお隣の子どもたちが小さかったとき)、フェンス越しによくお隣の子どもたちとおしゃべりをしていた。お隣の小さな子どもたちと話をしている母は、とても楽しそうだった。大人の私は不思議な気持ちで母を見ていた。大人の私にとって母は、口うるさく、うるさいだけの存在だった。母のようにはなりたくない、そう思っていた。
お隣さんのお通夜は、夫と娘と三人でお参りさせていただいた。きっと娘は、小さかったとき(私が働いている間)、いろいろお世話になったに違いない。娘もお参りさせていただけてよかった。ご冥福をお祈りいたします。

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