アワブキが、二種類のチョウ(アオバセセリとスミナガシ)の食草と知ってから、
毎年夏になると1本のアワブキをチェックしています。
このアワブキの近辺で成虫(蝶)を見たことはありませんが、
アオバセセリとスミナガシの幼虫の巣は毎年見つけています。
アワブキのチェックは、ひと夏で数回、しかも昼間、滞在時間30分以内と、
回数も時間も短く、そのため成虫と出会えないのかもしれません。
さて、今年の6月と7月の記録です。
6月29日
アオバセセリの巣を発見。
高さ2mちょっとの低い枝にありました。
カメラを構えて背伸びしたり後ずさったり、撮影するのが難しかったです。
他に巣はないかと、高い所の葉を探しましたが、
風にそよいで見えにくくて、結局諦めました。
アワブキの花は、ほぼ終わりでした。
若齢幼虫の巣 (風に揺られています。)
アオバセセリの若齢幼虫は若葉を好み、葉先に左右から主脈まで切れ目を入れ、
葉表を内側にした二つ折りの巣を作る。葉の縁に沿って丸い小さな窓がある。
(「虫のしわざ観察ガイド」より)
くるっと丸まったこんな巣もありました。(日陰で暗い、けどこの1枚しかない。)
巣が小さいし、主脈の先が残っているので、スミナガシかもしれません。
7月27日
スミナガシの巣を発見。(アオバセセリの巣はわかりませんでした。)
私が観察できるのは、高さ2mちょっとの一番低いこの枝です。
紫色の矢印はアワブキの主幹、
黄色の矢印が、スミナガシのカーテン巣のあるところ、
赤色の矢印の葉には、スミナガシの終齢幼虫がいます。(1/4食べられた葉の主脈上の黒い点が幼虫。)
終齢幼虫の拡大写真 (終齢幼虫は葉表に居座るそうです。)
スミナガシ幼虫のカーテン巣
「虫のしわざ観察ガイド」によると、以下のとおり。
若齢幼虫は、葉先に、主脈と一部の葉だけを食べ残す。
(若齢幼虫は、この部分の主脈上に静止している。)
食べ残しの葉は幼虫が吐いた糸で繋ぎ止められ、
すだれのようにぶら下がっており、これを「カーテン巣」とも呼ぶ。
この写真でも、二つのすだれの間にある主脈に若齢幼虫が見えるような…。
ピントがイマイチで残念。😣