goo blog サービス終了のお知らせ 

わたしの「いとをかし」

~「趣がある・見事だ・美しい・興味深い」の記録~

早春のシャクトリムシ

2025年04月17日 | 虫の能力
いつものお山散歩へ行く途中は、まだこんな感じ。(標高800m以上かな)

いつものお山に着きました。標高700以上あります。
地元の人によると、昨晩は雪が舞ったそうです。
コナラの下の落ち葉の上に、小さな動くシャクトリムシを発見。
今春初めての蛾の幼虫です。
背中に「こぶ」があり、コケでも付いたのか、お尻のあたりが緑色。
すごく気になって写真を撮ることに。

大きさは…2~3cm。緑色は、コケではなくて体の色だった。


お顔はこんな感じ。牙の上の小さな点が目かな?
「こぶ」も確かにある。こぶと頭の形で、どんなポーズをしても小枝に見える。

体の表面は茶色だけど、シワの間のやわらかそうなところは緑がかっている。

お尻の緑が気になったので、そこをねらってパチリ。
お尻が二又に分かれてがっちり枝をつかんでいる。

お尻が枝から離れた瞬間が撮れました。(ボケボケです)
哺乳類のお尻と後足に似ています。たくましいです。
これで小枝がつかめるのですね、本当に「虫の持つ能力はすごい!」。
お尻から汁が出ています。頭を尻につけて動かす動作をしていたので、この汁をなめていたのかもしれません。

帰宅して種名を調べました。「オオバナミガタエダシャク」でしょうか。(間違っていたらすみません)
蛾の幼虫は、簡単に言うと、胸脚、腹脚、尾脚を持っていて、シャクトリムシは腹脚の一部が退化しているそうです。
よく見ると、汁を出すお尻の節と、尾脚のある節が別々です。

この日は少し足を延ばしたので、うれしい😀 出会いもありましたが、別の記事にしようと思います。
goobogが11月に閉鎖!😭 残念ですが、それまで、皆様の記事をたくさん読みたいし、記事もできるだけUPしたいと思います。
カテゴリーやハッシュタグがうまく整理できないのが悩みの種でしたが、どうせ消えちゃうので、めちゃくちゃのままにします。