わたしの「いとをかし」

~「趣がある・見事だ・美しい・興味深い」の記録~

おしゃれなカメムシ幼虫

2024年08月30日 | 昆虫
先週の夕方のこと、キチョウの卵を見ようとメドハギ(マメ科)をのぞき込んだら、しゃれた虫がいた。
googleレンズで調べると、エゾアオカメムシの幼虫によく似ている。
エゾアオカメムシもキチョウもマメ科が好物。

撮影にフラッシュを使用したためかシャープな印象になってしまったが、
肉眼ではもう少し丸っこくて、とても可愛らしく思えた。

下から写すと こんな感じ


キチョウの卵がたくさんあった。こんなに目立ってよいのだろうか。


ちょっぴり涼しくなった山道を歩いてみたら~その3

2024年08月29日 | 昆虫
~その3 は、「虫のしわざ観察ガイド」に載っていた虫のしわざを発見したこと。

道端にカシワの葉がたくさん落ちていた。風もないのに。

よく見ると葉とドングリが付いた枝先ばかりだ

しわざのヌシは、ハイロチョッキリ(オトシブミ科)
ドングリに穴をあけ卵を産み付け、枝をチョキンと切り落とす。
殻斗に残る小さな褐色の部分が穴をあけた痕(産卵痕)らしい。
体長9ミリのヌシがすごいことをやってのけるもんだ。

ヌシに教えてやりたいことがある。
せっかく産んだ卵、ここでは車にひかれるし、少雨と暑さのせいで干からびてしまうよと。
いや、逆にヌシが教えてくれたのかもしれない。
この山でこうして生きている、と。



ちょっぴり涼しくなった山道を歩いてみたら~その2

2024年08月27日 | 昆虫
吹く風に少しばかり涼しさを感じるようになったので午後の山道を歩いてみた。
日差しは強いが、木陰は涼しくて気持ちよい。

下の方の葉っぱが1枚、黒くなっている木があった
毛虫の集団かと思い、ズームすると


黒と黄色の警告色が目に飛び込んできた。あまり気持ちの良いものではない。
日陰で暗いので、うまく写せないが、ハチのようだ。

止まっている葉の反対側に、巣があるのだろうか。
図鑑で調べると、ムモンホソアシナガバチかヒメホソアシナガバチのどちらかだ。
攻撃的な性質らしい。10m以上は離れていたのでよかった





ちょっぴり涼しくなった山道を歩いてみたら~その1

2024年08月27日 | 植物
吹く風に少しばかり涼しさを感じるようになったので午後の山道を歩いてみた。
日差しは強いが、木陰は涼しくて気持ちよい。
時々まとわりつくブユとアブも何のその、1時間弱の楽しいお散歩ができた。
(忌避剤を塗っていたおかげで虫には刺されなかった。)

緑一色の草むらにアザミにしては優雅な雰囲気の花を見つけた。
よく見ると、葉に棘がない。タムラソウかな。


ズーム    タムラソウの筒状花

クモがいい感じ。
(クモは糸をくっつけるポイントを探しているだけと思うのだが)

図鑑などを見ていたら、この写真には花の3つの時期が揃っていることがわかった。
     1 つぼみ      
     2 葯から花粉が出る(濃い色の雄しべの葯から出ている)
     3 雌しべが成熟(柱頭が2つに裂けカールしている)






あなたは だあれ?

2024年08月21日 | 野鳥



枝から枝へと移動しながらツィーツィーと控えめに鳴きかわす2羽の野鳥を発見。
しばらく見ていると、日の当たる枝に並んで止まってくれました。
しめしめとカメラを構えるとすぐに左右に離れてしまったので
1羽ずつ撮らせてもらうことにしました。

1羽目  ‥‥ヒヨドリです。


2羽目  ⁉  あなたは だあれ?
「わたしは ヒヨドリです。」
以前こんな姿のヒヨドリ(鳴き声でわかった)を見たことがあって、
換羽中と教えてもらったことを思い出しました。
この後、気持ちよさそうに羽繕いを始めました。(それで羽を膨らませている?)


翼のお手入れ (中央上寄りの丸いのは頭部)

くちばしの色が薄く、羽毛の縁が白いのでどちらも幼鳥のようです。