SS540

失敗なんて気にしない。工作あるのみ!

ん?本業に近くないか?

2010-01-13 20:58:21 | ジオラマ
たまには車両以外の工作でも・・・と昨日買ってきたのがこちらの2本↓↓↓



え?何?何処を工作するのかって?
今回は分岐器自体を改造します。

ご覧の様に片開き1本とシーサスクロッシング(以下SC)1本です。
普段分岐器を見ていて気になる(フツーの人にとって気にならない)のは意外と製品ズバリのSCの少なさ。
少なからず変形?しているモノが結構ありますよね。
大きな駅で言えば中央線の東京駅のものや、同じく中央線立川駅の青梅線から中央下り本線に進入する部分なんかがそれです。

そこで今回はとある目的のために市販品にない変形?SCを作ります。
ちなみに分岐器は2つ共に篠原製です。
多くの製品ではシーサスの事を両渡り、ダブルクロスと言っていますが正式名称はシーサスクロッシングです。


まずは基になる製品のSCの枕木の一部をこの様に切ります。


レールのカットはモーターツールで行います。
大抵レールカットなんてマジックで印を付けてビュ~ンと切ってしまいますが、今回は一応マスキングテープも使い慎重に位置決めをしました。
なんたってSC1個4千円以上ですからね。


レールはモーターカッター。枕木はカッターで切断。
ガイドレールは後から使うので丁寧に取り外します。
犬釘のモールドをカッターで削り、ペンチか何かで引き上げれば簡単にとれました。
ざっとこんな感じに分離。



お次は片開きの方を切断します。



目分量(笑

んで切ったあとの写真は撮り忘れ。


本体と接続します。
ジョイナーはKATOのフレキ用を使いました。
枕木が干渉するのでカッターで整形しながらレールがちゃんとつながるか確認しま
す。
同時にガイドレールも元の位置に整形しながらはめ込みます。



位置決めが出来たらいよいよハンダ付け。
ますステンレス用のフラックスを塗り、ジョイナーをレールの外側からハンダ付けします。
内側から行うとハンダが盛り上がった時にフランジに当たり思わぬ所で脱線します。



ハンダ付けが終わったら直ぐに分岐器全体を洗剤でよ~く洗浄します。
酸化防止剤にフラックスを使ったので、放置すると腐食してぼろぼろになってします。
特にステンレス用のフラックスは強力なので直ぐ洗った方がいいです。




完成した全体写真です。



こんな地味な改造して喜んで居るのは自分だけ?
でも分岐器って見ていて楽しくありませんか?

フレキの方が分岐器の種類は豊富ですが手軽とは言い難いのでもっと道床付線路で分岐器の種類を増やして欲しいですね。特にKATOで(笑

この改造分岐器を使用したジオラマは完成したらここに載せる予定です。



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