ことば紡ぎ

ことばとことばの狭間にある…紡げないものを紡ぎたい。

そのために。

2017-10-26 06:07:17 | 2017


満たされない。

満たされていない。


底には


可哀想

が、眠ってた。



息を潜めて、

気付かれないように、

眠ってた。




可哀想は臆病

可哀想は怖がり



過度に、傷付くのを恐れる。

過度に、自分を守ろうとする。




被害者

って…

自分を哀れむ。



可哀想は、

自己防衛と

被害者意識を

抱いてた。



被害者意 は

自己否定 を呼び。



自己防衛 は

自己顕示 を呼ぶ。



それを


自分では動かせない

努力では変えられない

設定にして、


自ら設定して

生まれた。


転生し、

何度も繰り返した。





それは


そこに向かうため、


それは


その一点に向かうため。



溶かされる



そのために…






その一点に向かう


そのために。



被害者じゃない

可哀想じゃない


その、


喜びを


知るために…。


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