宣伝美術家TOMのブログ [1000-B]

宣伝美術家TOMの日常・演劇・デザイン・カメラなブログ。

相乗効果

2024-04-24 23:27:00 | 宣伝美術

何度かブログに書いた話ですが。

宣伝美術の僕がデザインする紙切れ一枚はどんなにすごいデザインができても舞台本編に敵わない。


僕はこれが分かってから、宣伝美術がさらに楽しくなった。まずそのままじゃ全く敵わないのだから全力を出すしかなくなる。どんなに考えて腕を振るっても足りない。追いついたと思ったら周回遅れにされていて背中を見るような。

それがまた楽しい。

作り込んだチラシには言葉にしにくい何かがあって、関わっていないはずの舞台本編も不思議と勢いを増す、ような気がする。

変な日本語だけど一方的な相乗効果(?)だと僕は思っている。

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FRINGER FR-FTX2 [電子マウントアダプター]導入

2024-04-02 17:23:00 | カメラ話

今日はカメラの話です。

長年買うのを迷っていたパーツがモデルチェンジしたのを機に購入しました。

この商品はフジフィルムのミラーレス一眼カメラにニコンのレンズを搭載できるようになるアダプター。マウント径を合わせて繋ぐだけでなく電子接点も変換して繋ぐタイプで、AFも手振れ補正も使えてEXIFも記録可。

その代わり高価で無理やり繋ぐため不具合も多かったのですが、今回新モデルのレビューが軒並み高評価だったのでついに導入しました。


結論、かなり使えます。


ポイントは

・富士フイルムXマウントの前はNikon Fマウントユーザーだったので使いたいレンズが眠っている

・現状Xマウントのラインナップに望遠ズーム域のF2.8通しがない、近い性能のものも高価

・標準域の明るいズームも焦点距離ほか性能がイマイチ(サードパーティ製は動作があまり良くなさそう)


室内でササっと動作確認したレベルですが自分の手持ちは全て動きました。前モデルでまだ対応されていなかったマイナーレンズも対応済。しかもかなりコンパクトになっていて邪魔に感じません。


動作したレンズはニコン純正、タムロン、シグマのやや古め(2005年から2015年あたり)のAFモデル。古くとも性能は十分。


安価ではないけれど、安いレンズ一本分の値段で手持ちのレンズ数本が全部使えるようになると考えれば安い。


ただしAF性能はカメラ本体(X-T30II)に準拠のためNikonの時のビタっと合う感覚は無いです。X-5とかだと違うのかも。


さて暗所ではどうか?安定性は?音は?

次の撮影が楽しみになる機材増補でした。

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マンネリとは

2024-03-08 07:59:00 | 宣伝美術

自分は気を抜くといつもと似た方向性の作品に収まりやすい性格です。

これではいけないと違うモチーフを探したりフォントを新調してみたり。

ただ、デザイナーも職人や技術者のはしくれと考えるなら熟練してきて自分の理想点が定まってくるのはある種当然でもあります。

違うものを産みたい気もあり、極めてもいいなとも思い。

次回作は再演作品、どちらもあるぐらいが欲しい。欲張ります。

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新年

2024-01-09 18:23:00 | 日常
今年もよろしくお願いします。
久方ぶりに落ち着いたトーンの年賀状を描いてみました。
2024年は何を作れるかな。
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昔に帰る

2024-01-09 09:24:00 | 宣伝美術

演劇集団よろずや第三十四回本公演「おどろ草紙」に参加して無事終わり半月が経ちました。

久々にやりたい事を好き放題やれた実感があります。TOMさんはデザイナーというより宣伝美術さんだと評された頃を思い出しました。


チラシも楽しめたけど山場はパンフから後の当日制作品(もはやグッズと言うべきかも)。

僕にとってのお客さんはお客さんと出演者さん両方、を久々に存分に発揮した気がします。出し惜しみしている暇なく作れました。


とはいえ今年も稽古への参加日数はまだまだ少なく、パンフ撮影以外は舞台撮影用のストーリー習熟が2回だけ。撮影スタッフとしては平均的、僕の理想からは少ない。作る前にもっと演出を理解したいし、役者さんを知ってから作りたい。せめて、初めましてで即キャスト写真を撮る状況だけでももっと少なくできたらと。


舞台写真は割と思った通りに撮れましたが新たな課題も。途中拳銃の発砲で2回火花が飛ぶシーンがあるのですが、AFの暴れもあり片方がギリギリ1カット撮れるにとどまりました。ミラーレスカメラの撮影ラグは未だ慣れないです。うーむ、設定で追い込むか機材を更新するか。


ひとまずは充実の良い一年でした。

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