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The water no moon

俳優・水橋研二さんを応援中

東京国際映画祭『キャッチボール屋』

2005-10-25 | イベント
10月23日の東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門上映『キャッチボール屋』
を観て来ました。

殴られ屋、ならぬキャッチボール屋。実在する商売ではないけれど現実に迷ったり、疲れた大人が立ち止まって人生を見つめなおす事をキャッチボールとして描いたのではないかなと思えました。

キャストがいいですね~
水橋くんファンには御馴染みの俳優さんばかりで、観ていて楽しくなりました。
主演の大森南朋さんは『ヴァイブレータ』のような女心鷲掴み系よりも、こういうもさもさっとした役がいい味が出ていて好きです。セリフがほとんど「うん」とか「いや」とか短くて、その分感情の表現を表情や体の動きであらわしているのでスクリーンで観るべき作品だと思いました。

取り立てて長所のなさそうな主人公が、ひょんな事からキャッチボール屋をやる羽目になるんだけど、ずっと観ていくうちに相手の球を受ける事が出来るのが主人公の良いところなんだなと思えてきました。そして球を受け続ける事によって主人公も前向きな気持ちになれたのかなと。

映画の中で山口百恵さんの『夢先案内人』が何回も流れるのですがすごく懐かしかったし、それに絡めたエピソードも素敵でした

水橋くん扮する借金取り。
いでたちは『稲妻ルーシー』のフランキーみたいな帽子を被っていて、はずしたジュリー(笑)みたいな感じ。テンションが高くて早口でやる事がいい加減。これはかなり面白いキャラですし、コミカルな演技も今までの中では一番はまっていたと思いました。
大森さんと共演する時は強気な役柄が多いなと思います。
『カノン』『ストロベリーフィールド』『サル』など…

ティーチ・インには大森さんだけ欠席されましたが、大崎監督、キタキさん、松重さんが参加されました。色々楽しい話がたくさん聞けました。公式HPなどで詳細が出ているので水橋目線な話題のみ。
出演者の中で一番キャッチボールが上手いのは誰かという話題になった時に監督がぼそっと「子役です…」
と答えたのですが(確かに上手かった)松重さんが「水橋研ちゃんですよ!」と言うと監督も「ああそうだ、研ちゃんだ!」と研ちゃん研ちゃん言ってました。
松重さんが所属するソフトボールチームのエースで3番という事なので、かなり気合入れて活動しているようです。以前、インタビューで部活はずっと野球部だったと言っていたような気がします。
映画ではわざとはずした感じの(野球の)演技でしたが撮影以外のところで活躍していそうな感じがしました。

一般公開されたらまた観に行きたいです!


監督 大崎章
出演 大森南朋 キタキマユ 寺島進 松重豊 光石研 水橋研二 内田春菊 峰岸徹 眞島秀和 三浦誠己 

第18回東京国際映画祭

日曜日は終わらない@初日

2005-10-24 | イベント
22日土曜日から上映開始になった『日曜日は終わらない』初日に行ってきました。
入場できないと悲しいのでかなり早くから並びました。

受付時間のちょっと前に集中してお客さんが殺到。立ち見も出て、満員に。
入場出来ない方もたくさんいたそうです。
上映後、高橋監督と水橋研二さんを迎えて舞台挨拶。
シネ・ラ・セットの林田氏の司会で進行。林田氏は上映企画を立ち上げて尽力
して下さった方。ありがとうございます♪と思いながら見ていました。

由美香さんを起用した理由としてのエピソード…
水橋くんにぶつける相手役はかなりガツンとくる女優さんでないといけない
とのお考えでサチコ役の女優さんを探すのにとても苦労していたという事。
アップリンクでたまたま見た井口監督と由美香さんのトークショーでの由美香
さんを見て決めたそうです。
トークショーの途中で「ちょっとタバコ吸ってきます」と言って席をはずし
また戻ってきてトークに参加したという大胆な由美香さんを見て監督は、
こんな女優は見たことないと思ったそうです。
そういう行動を取っても許される雰囲気を持っている稀な方という事でしょうね。
『水の中の八月』で水橋くんを起用した時の監督の水橋くん起用の決め手は
なかなか相手の目を見て話さないし、オーディションなのにやる気がまったく
感じられなかったけど、そこがいい、という事でしたからね。
(本人はやる気充分だったと弁明してましたが)
高橋監督ってスゴイ人だー

由美香さんは撮影に対してきちんと真面目に取り組む方だったそうで、サチコの
あのあっけらかんとした感じは、なかなかすんなり出せなかったらしく紆余曲折
の上でのサチコの演技だったという話を聞いて、さらっと撮影されていそうな
印象で見てしまいがちだけど、色々な取り組みの上での結果だから女優としての
由美香さんの魅力がとてもよく出ているのだなと改めて思いました。

舞台挨拶の最後に会場にいらしていた林由美香さんの母上が高橋監督に花束贈呈して御挨拶されました。
娘に旅立たれた悲しみからまだ癒えていないとは思うのですが
「たくさんの方に集まっていただけて由美香は幸せ者です」という言葉に感動
してしまいました。

『日曜日は終わらない』を観たのは2回目ですが、セリフではなく風景が饒舌に
語る作品なのでみればみるほど新たな発見と深い味わいが得られました。
28日までにもう1回観に行きたいと思います。出来れば毎日行きたいくらいですが…
また作品中心に感想を書きたいと思います。

『日曜日は終わらない』
渋谷シネ・ラ・セットにて10/28までモーニング(AM10:10~)上映中

写真※この看板は開場間近に出されました。シャッターはまだ開いてない時間なので8時台くらい。受付開始時はたくさんの人でごった返してました。

インディアン・サマー トークショー

2005-09-13 | イベント
行って参りました。佐藤監督・いしだ壱成さん・水橋研二さんのトークショー
壱成さんの物腰の柔らかさにビックリ!気配り上手で、ほんわかした印象でした。水橋君とどう絡むのかと思ったらこれがかなりフレンドリー。水橋君をフォローしてくれる暖かい眼差しが素敵
いつもは、ほんわか担当の水橋君が今回はかなりしっかり話していました。といっても、監督からいきなり
この映画の見どころは?と話を振られた時に食べ物絡みの場面をあげていて、なんじゃそれ?みたいな雰囲気に。
まぁ、確かに「た○○○屋」の場面は水橋君の見せ場でしたので監督や壱成さんからフォローがありましたが。
「す○○屋」の話題では役者さんの名前をど忘れして、またまた壱成さんにフォローされてました。ウケ狙いもほどほどにね
水橋君が演じた道哉は主人公アキオの親友役でした。単なる同級生かと思ったら結構出番や壱成さんとの場面も多かったです。
髪型が短髪の頃なのでトークショーでの印象とはかなり違いました。
映画はですね…壱成さんと能世さん、国分さん、黒谷さんの場面になると記憶が飛んでました。壱成さんはいいんですけどね~女優さんが端正な顔立ちの方ばかりでインパクトに欠けるというか、ゆるゆる~となってしまうのでついつい…
ラストの壱成さんの歌『give it to me …』がなかなかカッコよくて高崎が舞台ではなくて沖縄もしくは海外を舞台にして撮ってもらいたかったな~と思ってしまいました。
上映終了後、ロビーに佐藤監督と、壱成さんがいてお客さんのお見送りをしていました。(水橋君の姿は無かったです…)素晴らしい!DVD出たら買ってちゃんと観ようと思います。

渋谷の映画館、シネ・アミューズ、アミューズCQNスタッフによる劇場イベントなどの紹介ブログ『映画館な毎日』で早々にトークショーの様子が報告されてます。写真小さい!

亀は意外と速く泳ぐ~トークショー

2005-07-10 | イベント
7月9日19:00上映前の回にカメハヤトークがありましてテアトル新宿へ行って来ました。
ゲストは岩松了さん、水橋研二さん。司会は水橋君関連イベントでは御馴染みの映画ライター斎藤芳子さん。
早々に≪公式ブログ≫≪日本映画街フォーラム≫に当日の様子が出てます。

しかし、水橋研二という人は写真写りが良くないなぁ~といつも思います。今回は実物がかなりいい感じにカワイかったので写真撮影許可して欲しかったです。岩松さんが一生懸命話していたのがこれまた可愛かったです。「こんなに自分がたくさん出ている映画」を観に来た観客に照れているような印象を受けました。水橋君は、気楽な感じで懸命に話してたけど如何せん、ネタがない。
出番が少ないからね~
ロケバスで岩松さんに会って「岩松さ~ん!」と手を振ったという話を数回リピートしていました。
(多分本人が気に入ったからではないか)
三木監督の私物のサングラスを岩松さんが映画の中で使用していたとか、白バイ警官のバイクはハーレーで、それも監督の私物だとか、警官の衣装がかなり大きかったなどちょっとした裏話も聞けたし久々の元気な水橋君の姿を見られて楽しい一時を過ごせました。

映画はぬるい展開とギャグがちりばめてあって頭を楽にして見る事が出来ました。
緋田康人さんが突然キれたっぽい演技をするところ、ふせえりさんが煙草を吸いながらながら不機嫌そうに登場するところなんかは昔の深夜バラエティのコントを思い出してしまい、多分色々ネタが仕込んであるんだろうな、全部はわからないけどわかるともっと面白いんだろうなと思いながら見てました。途中、リラックスしすぎて睡魔が…でも、内容がわからなくならないのがすごい作品だと思いました。リピートしたいのでDVDは買おうと思います。