とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

夏キャベツで自家製ザワークラウト、初めて作るノルマンデイー地方の郷土料理《トゥルグル》

2018年07月22日 14時32分39秒 | 料理・菓子・ジャム・食生活

夏キャベツは安くておいしくて最高ですね。

スーパーで山盛りの朝摘みキャベツが1個106円(税込)で売られていたら大玉3個も買ってしまいました。。

大量のキャベツと言えばザワークラウト作りです。

春キャベツよりしっかりしていて夏キャベツのほうがうまくいくみたいです。

とにかくおいしい。

今年は自家製ザワークラウト作り2年目ですか?

かなり慣れてきました。

 

『タニアのドイツ式シンプル料理』を参照して作っています。

 

千切りにしたキャベツをボウルにいれ、キャベツの目方の2%の塩を混ぜて軽くもむと、すでに水が上がリ始めます。

漬物容器(5.8L用)にいれ押し蓋をし重石を置いて半日ほど放置し水がたっぷり上がるのを待ちます。

漬物容器や保存瓶の消毒は煮沸がめんどうになってきたので、最近はもっぱら消毒用エタノールを使っています。

 

水が上がったら重石を取り除きます。そして、そのまま3~6日ほど置き発酵させます。

今回は量が多くなり梅シロップ用の瓶(4L.2L)を使用しました。

発行時ぶくぶく泡が出てきますが、発酵が終わると泡は出なくなります。

私はこの時点で1Lの保存瓶に小分けして詰め(今回は5本)、冷蔵庫で2~3週間放置し熟成させて出来上がらせます。。

 

保存期間は長い、冷蔵庫で半年もつ。キャベツを食べたいと思った時にすぐ食べれて便利です。

   

発酵に時間がかかるのを嫌がり酢をまぜたりヨーグルトを混ぜたりする方がいらっしゃるようですが、大丈夫です。ちゃんと発酵します。気長に作ること。夏場は特にはかどり、常温で3日で発酵しました。

あとは冷蔵庫にいれて熟成させるのみ。

今年は作成が順調になってきたので息子たちに1瓶づつ出荷予定(笑)。ジュース類(オレンジ、りんご果汁100%、野菜ジュース)といっしょに。クール便でないとダメかなどと悩む。

 この漬物は何なのか、少し調べてみました。

ザワークラウト
ザワークラウト とは、ドイツにおけるキャベツの漬物。また、それを使った料理も指す。原義は「すっぱいキャベツ」。この酸味は発酵により生じる乳酸によるもので、酢酸の味ではない。ザウアークラウト、ザオアークラオトとも表記されることがある。ウィキペディア
 
栄養成分表
 
分量 ="100 g あたり
カロリー (kcal) 18
脂質 0.1 g  
飽和脂肪酸 0 g  
多価不飽和脂肪酸 0.1 g  
一価不飽和脂肪酸 0 g  
コレステロール 0 mg  
ナトリウム 661 mg  
カリウム 170 mg  
炭水化物 4.3 g  
食物繊維 2.9 g  
糖質 1.8 g  
タンパク質 0.9 g  
ビタミンA 18 IU ビタミンC 14.7 mg
カルシウム 30 mg 1.5 mg
ビタミンD 0 IU ビタミンB6 0.1 mg
ビタミンB12 0 µg マグネシウム

 案外健康的で、お漬物、サラダと毎日いただいてもよさそうです。が、私はもっぱらシュークルートというソーセイジとの煮物が好きです。

すっぱいスープがさわやかでおいしい。

 

シュークルート

Choucroute, oct 2013

 

ケーキを我慢していたら少しお腹がひっこんできたので週末のケーキ作りも再開いたしました。

最近はバナナとチョコチップの焼菓子をひんぱんに作っております。

 

 

そして今日の目玉は初めてつくってみたプデイング  ↓

ノルマンディー(仏)の家庭で18世紀から作られてきたというデザートの《トゥルグル》 

la teurgoule de normandie

トゥルグル(torgre :ねじる)  4~5時間かけて焼いたプデイングが冷めるのを待ちきれず、熱いものをほおばると、熱くて口がひんまがる(tordre  la  gueule)から命名された。

「トゥルグル」の画像検索結果関連画像

  (写真はネットから拝借)

 

 

世界のキッチンから   ・・・家庭料理の取材記・・・

 

(引用開始) 

200年以上前に出会った、ミルクとお米。

家族でレストランとホテルを兼ねた、オーベルジュ(注:民宿)を営まれているベルナデットおばあちゃんは、83歳。
7人のお子さんを持ち、この日も息子のベルナルドさん、お嫁さんのマリネットさんに囲まれて、にぎやかに過ごしていました。
教わった料理は、ノルマンディーの家庭で18世紀から作られてきたという、トゥルグル。酪農地帯で重労働をする男たちに、栄養があってお腹にたまるものをと、お母さんが知恵をしぼった料理だそうです。たくさんのミルクに、砂糖、お米、シナモンをまぜ合わせて、オーブンで3~4時間焼き上げます。この地方では、トゥルグルのコンクールもあり、マリネットさんは3位の腕前。
中がとろーりクリーム状で、外の皮をパリパリに仕上げるのがトゥルグル作りのポイント。
最初の火加減でパリパリ感が決まるので、火の通り方をどれだけ上手にコントロールできるかが、腕の見せどころだそうです。

マリネットさんのトゥルグルレシピ
<材料>
ミルク 4L / 米 320g / 砂糖 320g / シナモンスティック 2~3本
<作り方>
シナモンスティックをお湯につけてやわらかくする。
ミルク、米、砂糖を鍋に入れて火にかけ、ミルクが熱くなったらシナモンスティックを入れる。
そのまま沸騰させて、膜ができたら、オーブンに入れ150度で3時間焼くと、できあがり。

受け継がれていく、価値。

ベルナデットさんのオーベルジュで、私たちはランチもいただきました。マランゴという子牛のシチュー、カマンベールチーズの外側をすべてとり、中身だけをミルクと煮てソースを作りクレープにかけていただくガレット・オ・カマンベール、ほくほくのポテト、そしてチーズ。
どれも気取っていない家庭料理で、とってもおいしくいただきました。息子のベルナルドさんは、「自分がここに住んでいることを、とても誇らしく思い、古いものを残す使命を感じている。ノルマンディーの美しい町並みを残していきたい」と話してくれました。若い人たちにも、古き良きものの価値が自然に受け継がれています。新しいものがあふれている日本の生活は、一見豊かに見えるけれど、そうではないのかもしれません。もともとあった日本の美しい文化、建築、食の知恵などを、私たちは改めて考えるべきだと思った旅でした

 (引用終わり)

 

Teurgoule, oct 2013

 

さて、私が初めて作ってみたトゥルグルです。

   牛乳 600ml   、米  48g  、 砂糖  48g  、 シナモン  適度

沸騰させて少し煮てから耐熱容器に入れ、オーブン150℃で3時間焼いた。長時間焼くのは牛乳がふきこぼれない低温で焼くしかないからか?

   

ほどよい甘さとシナモンが効いていておいしい。おかわり3回してしまいました。少し冷めて温かいうちが食べごろでしょうか?うん、おいしい。

私はデザートを食べ、チャドは昼寝。


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