くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

偶然の再会

2022-05-26 19:00:00 | 日記

私は仕事柄、4tトラックを運転し、市内、市外、いろんな場所を走ります。

 

橋を渡れば、川の状況を確認したり、次への釣行の目安などにしたり。

 

 

 

 

本日、PM12:00

「そろそろ昼メシにでもしようかな」

 

そう思った時だった。

 

 

川の畔の道路。

私の車の前に、歩いている釣り人が居た。

車道とはいえ、車1台がようやく通行できるほどの幅しかない狭い道路だった。

私は徐行しながら前を歩いていた釣り人に近づいた。

その釣り人も私が運転するトラックに気付いたらしく、路肩で止まって私が通過するのを待っていてくれた。

私はその釣り人に軽く手を挙げて挨拶をした。釣り人が手にしていたロッド、ブランクスの色が変わった色だった。

 

私:

「ん???

あのロッド、あのサングラス、あの姿。

ま、まさかね。」

 

 

少し先に駐車スペースがあったのでそこで車を停め、さっきの釣り人が歩いて来るのを待っていた。

 

 

約2分後、さっきの釣り人がゆっくりと歩いて、私の方に近づいてきた。

 

 

どうしても気になった私は、その釣り人に声をかけた。

 

 

私:

「あの………

もしかして、飯田さんじゃないですか?」

 

 

釣り人:

「???

どっかで会ったっけ?」

 

 

私:

「やっぱり飯田さんですよね。

オレ、貴方のDVD擦り切れるほど観てましたから。

あまりに後ろ姿が似ていたものですから。」

 

 

やっぱり、その釣り人は飯田重祐さんだった。

言わずと知れた渓流エキスパート。

そう分かった瞬間から、私のテンションはMAX。スマホを持つ手が微かに震える。

 

 

私:

「もし、良かったら一緒に写真、撮らせてもらえませんか?」

 

飯田さん:

「いいよ。全然構わないよ。

僕の事、こんな所で知ってる人がいたとはね。嬉しいね。

前に会ったことあったっけ?」

 

私:

「はい。

私の行きつけの釣具屋で、今から約7年ほど前にサインを頂きました。」

 

 

飯田さん:

「そうだったんだ。

じゃ、写真撮ろうか。」

 

 

 

 

………感激(T_T)。

 

 

まさか、

こんな場所で、偶然にも飯田さんと逢えるとは。

約10分ほど、私が暮らしているこの近隣、最近の河川の状況、ルアーの話などをさせてもらいました。

 

 

私:

「あれ、そのルアー。それはもしかして……」

 

飯田さん:

「あ、これ。シェード。

これでさっき魚かけたけど、バレちゃった(笑)」

 

 

私:

「私も幾つか持ってますよ。

でも、私が使うのはアレキサンドラばかりですね。」

 

 

飯田さん:

「ありがとう。色々と川の状況教えてくれて。

良かったら、コレ。記念にあげるよ。」

 

 

そう言って、飯田さんはワレットからルアーを取り出し、私に差し出してくれた。

アレキサンドラ63HW

 

私:

「いいんですか?

感激ですね。ありがとうございますm(_ _)m

時間取らせちゃってすみません。

釣り、頑張って下さい。」

 

 

飯田さん:

「いや、時間は全然大丈夫だよ。今日はプライベートだしね。

仕事、頑張ってね。」

 

 

 

そう言って飯田さんはその場をゆっくりと去っていった。

 

あまりにも突然の再会だった。

 

 

私が昼メシに買っておいたカップラーメンは、既にカップうどんと化していた🍜

あまりに感動しすぎて、そのうどんが上手く喉を通らなかった。

 

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

今からおよそ12年前。

私はこの人のキャスティングに憧れて、何度も何度も繰り返しDVDを観て、キャスティングを学んだ。

 

 

私の憧れの人。

飯田重祐さん。

 

 

今日は

ありがとうございました。

 

 

 

 



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