キャッシング

初めて行ったのは確かアコム。



20代の頃…………




無人君………だった。



自動ロックのかかる二畳ほどの個室に入る。

ドキドキ緊張しながら、イヤな汗を掻きながら、書類にサインし免許書をコピー機のような読み取り機械の上に乗せる。







『それでは情報機関による審査を行いますので暫くお待ちください』……………


…………………
…………………
…………………



………………
………………
………………

………………
………………







…………
………
……


『本日はご来店いただき、誠にありがとうございます。

◯◯様。
本日より、50万円まで融資できる枠がございますので、そのカードにていつでも好きな時にご利用下さい。』







…


ホッ💨


………………
……………………
………………………なんとも言えない安堵感
。。。。。






とりあえず30000下ろす。



………………
………………


『三万ならすぐに返せるさ。』



………………
………………
………………


そのつもりだった。



…………………
…………………
…………………



それから

……………
………………


50万の限度額に到達するまでには、さほど時間がかからなかった。

もう、その頃には
「三万ならすぐに返せる」

……………ではなく、

「サバチャン、アラチャン、金チャン引けばきっと返せるさ。」

に変わっていた。。。














ご利用は計画的に……………か。












計画的にあの自動契約機の前に座り、キャッシングできる人に会ってみたい。




計画的に金銭管理ができない人たちがいるからこそ、存在しているんじゃないのかなぁ。



私にとってはあのリボ払いも巧妙で、不可解で、強力なもの。