くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

某バラエティ番組

2017-09-24 23:03:52 | 日記
番組名はこのブログでは敢えて公表はしませんが、あるバラエティ番組が最終回を迎えた。

あまりバラエティ番組は好んで見る方ではない私ですが、この番組からは学ぶべきことが多かったのでよく観ていました。

最終回、残念です。


今回のゲストは日本全国で知らない人はほとんど居ないのでは?……と思う元ボクシング世界チャンピオン、そしてそのチャンピオンのトレーナーであり、父親でもある親子二人が講師となり出演していた。

今まで過激で威圧的なパフォーマンスや言動を行ってきていた彼等親子だったが、今回の番組では今まで私が持っていた彼等のイメージとはまったく真逆だったのでビックリした。
今は大変な時期かもしれないけれど、これからの彼等親子の活動に期待している。




今までにもこの番組ではイロイロなゲストが登場し、表舞台での華やかさとは別に、その裏にあったエピソード。自ら招いてしまったドン底の経験談。
自分の愚かさに気づき、その愚かだった自分自身をわざわざ世間に公表するという、いわば しくじりの暴露番組だった。
自分の失敗を見つめ、考え、これから先の自分自身の為に活かしていく。






これは形は違えど、まさに"12ステップ"の本質のようにも私は感じました。






そして今回の元チャンピオン親子に限らず、今まで出演してきたゲスト全員を見ていて感じたことは、





「謙虚であることの大切さ。」




今まで出てきたゲストの方々を見ていると、大抵成功時に調子にのり過ぎて周りが見えなくなり、「自分最強!」「誰か文句あんの~。」みたいに、知らず知らずの間に謙虚さの欠片もなく過ごしてきた結果しくじってしまっている人たちばかりでした。

自分自身の信念を持ち、突っ走ることも大事だと思います。ですが周り(世間)との同調も考えず、自分自身の考えだけで突っ走る人生は、必ずどうしても壊すことのできない壁にぶち当たるはずです。
人の意見も謙虚に受け入れることができる。
それが成長することのようにも感じます。






謙虚と聞くとなんとなく頼りなく、気弱なイメージを連想する私。



でも、謙虚であるということは、

ただ単に「人にペコペコと媚びる」というわけではなく、自分自身の言いたいことはキチンと主張する。
でも他人(ヒト)の意見もしっかりと聞き、尊重できる人である。

………と私は考えています。




「謙虚」

詳しくはウィキなどで調べれば載ってはいると思いますが、意味だけ解っていてもダメです。それを実践していくとなるとこれがなかなか難しいんですわ。。。
人は謙虚でありたいと思っていても、失敗をしないとなかなか自分の傲慢さ、独り善がりには気づきません。


社会へ出ればイロイロな理不尽なことに振り回されることも多いと思います。

そんなとき、怒り、恨み、恐れなど、自分にとって危険なこういった感情が芽生えてきたときには思い出したい言葉です。
















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