ロシアによるウクライナへの侵攻が始まって以来、鬱々とした気分が続いている。。。
悲惨な光景を見る度に、これから起こりうる最悪な事態ばかりを考えてしまう。
「核発射、ロシア日本へ侵攻。」
いつの間にか私の心の中には、”澱”のようなものが溜まってしまっていて、ここのところは体調も優れない。
普段ならば、休日といえば、
「さぁ、何処の川へ行こう!!」
………
そんなことばかりを考えていたけれど、最近ではそんな気分になかなかなれず、いつの間にか、鬱々とした日々を過ごすことが多くなってしまった。
「どうしたんだろう……オレ……」
そんな中、友人からLINEが入っていた。
そういえば、
そろそろあの場所にも、コゴミが出ている頃だろうか。
◆◆◆◆◆◆
PM12:30
鬱々とした気分は相変わらずだったけれど、このまま部屋で燻っていると余計に変になりそうだったので、なんとか重い腰を上げることに。
出向いた先は、誰も居ない山の中。標高は約1200メートル。
某ダムの上流。人の手がほとんど入っていない源流部。
キャンプも毎年ここでしている。
毎年、豪雨などで酷く増水することもあるだろう。けれど、この源流部は昔から多少の変化があるだけで、流れに大きな変化は見られない。
人間が下手に手を加えるような事をしないせいだろうか?
自然の偉大さを感じる。
今日、この場所へ来るにあたり、持参したのはパックロッド。
特に今日は重装備で来たわけではないけれど、やはりこういった場所ではコンパクトにまとまるパックロッドが便利。
程なく歩くと、魚が居着いていそうなポイントへ到着。
タックルを準備し、キャストを試みる。
スローシンキングのハンドメイドルアーを流れ込みに落とす。ヒラヒラとさせながら、ゆっくりリトリーブ。
すると、右岸側のえぐれている場所から、ゆっくりとルアーに近づく影が。
その瞬間、
「バシャバシャ!!」
必死に暴れる魚を浅瀬へと誘導する。いい体高の源流岩魚だった。
メジャーを持ってきてはいなかったので計測してはいない。9寸ぐらいかな。
今年も、この場所に、いいイワナが居たことに感動。
ヒットルアーはハンドメイドルアー”雫50SS”3.5g
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一旦ロッドをたたみ、目的の山菜の場所まで歩いてきた。目的だった、こごみの群生地に到着。
しばらく探してみた。
けれど、
見つからない。。。。。
やっと見つけることができたけれど、まだ、チョット早かったようだ。
ここまで、結構歩いてきただけに、残念。。。
「しょーがない。。。
下山しよう。
また、くればいいさ。」
仕方なくガレキの道を再び逆戻りすることにした。
◆◆◆◆◆◆
かなり歩いた。
ようやく車まで戻り、里へと下った。
下流にある里川では、小ぶりながら、カワイイ山女魚にも会うことが出来た。(お前ら。に、似てね?)
ヒットルアーは新たに制作中のプロト。
このプロトはエアブラシやスプレー缶などは一切使っておりません。筆塗りのみ。
ズボラな私にはもってこいな制作方法(笑)
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山の春は、
もう少し先なのかな。
★タックル
■ロッド: PALMS エゲリアネイティブ ERNS-53UL/T5
■リール: ABU カーディナル3
■ライン: SHIMANO ピットブル8 0,6+フロロリーダー5lb
■ルアー: ハンドメイドルアー"雫"50SS、プロトタイプ50