最近の税務調査

税務調査というと、昔は、

大企業が集中的に調査されていた

感があるが、

最近は、中小企業でも、

細かく見られることが増えている。

その背景には、

ＫＳＫというシステムによる、

調査の効率化がある。。。


ＫＳＫは、全国の税務署のデータを

一元管理している、

国税庁のデータベース。


どんな情報が入力されているのか、

詳細はわからないが、たぶん、

売上や納税の情報とか、

外国からの送金情報とか、

取引先情報とか。。。

他に、退職者や再雇用などの

人の移動についても入っている

と思われる。

データベースだから、

情報の突き合せが、簡単にできる。


最近の税務調査は、

ＫＳＫなどで下調べをしてから、

現場調査へ来ることが多いらしく、

調査に時間がかからない。

不明瞭な部分をピックアップしてあり、

そこだけ集中的に調査してるいるようだ。

中小企業だと、半日程度で

終わることも多い。


とはいえ、税務調査に、

半日も付き合わせられると、

中小企業としては、

かなりの損害になる。。。


なので、普段から、

帳簿や証拠書類を整備しておき、

調査のときは、それを預けてしまう

というのが、得策かもしれない。


お茶やお菓子を出す必要はないし、

お昼なんかは、勝手に食る。

書類を広げる場所さえあれば、

廊下だろうが、階段の踊り場だろうが、

かまわない。

仕事の邪魔にならないところで

作業できればいい。

というのは、現役税務署員の談。。。


調査する側も、できるだけ

現場で時間をかけないように

努力しているらしい。。。




それにしても、

ＫＳＫは、［国税総合管理］の頭文字。

って、ローマ字かよ！！！