shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

一つの時代がどんどん遠くなる…追悼:市原悦子、堺屋太一、ミッシェル・ルグラン、内田正人各氏

2019-03-02 | 日記
ここでまた、偉大な人がこの世から去ってしまった。

おうちがどんどん遠くなる、昭和がどんどん遠くなる……

まず、市原悦子さん。

多くの人は「家政婦は見た!」シリーズを取り上げるかもしれませんが、
自分はまず「まんが日本昔ばなし」でしょうか。

(時報入り) まんが日本昔ばなしOP


公共広告機構 たべものを大切に&みんな仲良く CM 1980年代


なにかにつけ、「もったいない」は思い出します。
また、ずいぶんと貴重な映像を見つけました。

市原悦子さんを偲んで


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そして、通産省で視点を磨いて
退官後は作家・経済評論家として活躍された、堺屋太一さん。

「団塊の世代」の名付け親 作家の堺屋太一さん逝く(19/02/11)


「団塊の世代」や高度経済成長時代の人気の象徴「巨人・大鳳・卵焼き」の名付け親であり、
「平成三十年」で日本の危機を警告した。
その一方、作家としては「秀吉」「峠の群像」大河ドラマにもなるものも。

【堺屋太一さん追悼】大河ドラマ『秀吉』総集編OP

…今観てもスゴイラインナップに驚く。

【堺屋太一さん追悼】大河ドラマ『峠の群像』総集編OP 【中村梅之助VS竹脇無我】

おちゃらけたイメージの強い所ジョージを役者として高く評価できた、数少ない作品でした(笑)。

朝日新聞デジタル 2019年
「『平成三十年』見抜いた大局観 堺屋太一さんをしのぶ」

堺屋太一さんが近未来小説「平成三十年」を朝日新聞に連載したのは、1997年からの約1年間。
平成9年の地点から約20年後の日本を予測し、警鐘を鳴らす狙いだった。
団塊ジュニアの官僚を主人公に、20年後の暮らしや改革をはばむ政官界の姿を描いた。
(以下はこちらで)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13891581.html?rm=150


自分の親の世代独特の視点で、しっかりと日本の行く先を観ていた人でした。
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また、ムッシュ・ミッシェル・ルグラン。
ウィキペディア解説は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3

以前このブログで取り上げた「フランシス・レイ氏」同様に、フランスを代表する作曲家でした。
代表作としてはまずこれ。

Summer of 42 (おもいでの夏)- Music by Michel Legrand (1971)


これも貴重な映像です。
今は亡き羽田健太郎氏が司会をされていた「題名のない音楽会」に出演されていました。

【拾い物】追悼 ミシェル・ルグラン シェルブールの雨傘 壮大編曲ver (Michel Legrand - Les Parapluies de Cherbourg)



1978年、手塚治虫先生の映画「火の鳥」が公開されました。
実写とアニメを合成したもので、劇伴全般としては(自分が好きだった)深町純さんですが、
テーマ曲のほうをミッシェル・ルグラン氏が担当しました。
レコード会社やメディアはこちらを押していたようです、ややこしいんですが。

ミッシェル ルグラン 交響組曲「火の鳥」


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そして忘れてはならない人がいる。
ドゥワップ・スタイルのコーラス・グループ「ザ・キング・トーンズ」のリードテナーである
内田正人さんだ。
ウィキペディア解説は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA

何と言っても、この歌でしょう。
グッド・ナイト・ベイビー ザ・キングトーンズ UPC‐0103 (1968)


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やはり「訃報」は悲しい。 

でも、僕等はそれを超えていかなければならない。
先人の遺した素晴らしい文化財を見つめ直し、次代に語り伝えるためにも。

最後になりましたが、亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。

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2019年3月2日付訪問者数:200名様
2019年3月4日付訪問者数:211名様
(怖いよぉ~)
お付き合いいただきありがとうございました。

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