ここ1週間、メディアを賑わした芸能記事があった。
事務所の信頼していた社員の退社についていくように、芸能人が事務所を退社・独立するという内容だ。
これにはメディアだけじゃなく、ファンにも衝撃的な記事だった。
多くのファンは彼らの活動の存続を願い、CDを買おうという運動も起こった。
最終的には事務所に残ると主張した者が仲裁に入り、グループの存続というかたちで無事収束した。
(彼こそ今回最大の功労者なのだろう)
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僕個人は彼らのファンではない。
でも、彼らはまぎれもなく日本を代表する芸能グループであり、独立騒動で解散するようでは日本文化の損失になるだろう。
だから、グループの存続が決まったことは素直に喜びたい。
ここで思うのは、タレントは決して「事務所の商品」だけではない事。
彼らもロボットではなく人間であり、信用してきた人間が追われるような事態が発生すれば決して平穏ではいられないだろう。
そんな時こそ思い出してほしい。
タレントはファンあってのタレントである事を経営者は思い起こして、パワハラなどの傲慢さを戒めて頂きたい。
(東芝にも言えることかも)
そして、バランス感覚も必要だ。
音楽・ドラマ主演枠・バラエティーなどのテレビ番組すべてを一事務所のタレント達が独占してしまうのも
いかがなものだろうか。
正直、日本の芸能シーンは決して健全とは思えないのだが。