Get Back,Mr. 古館伊知郎／「報道ステーション」降板についての独断

古舘キャスター「一人のしゃべり手」として来夏にも再出発

昨年末、衝撃的なニュースで驚いたものの一つがこれだった。

自民党安倍内閣による報道統制の一環なのかということでは、ここまで卑劣な手段に出たのか、とも感じられた。

ただ、彼の本来のフィールドは、もともと報道ではなかったのも事実。

テレビ朝日の局アナに始まり、プロレスの実況中継で見事に開花。
そしてフリー転向後はその突飛な才能でほかの実況中継も担当しました。
例えば競輪では


「笑っていいとも」では視聴者参加コーナー「紅白食べるマッチ」の司会と実況でお昼の笑いを誘い、
NHK日曜夜に「クイズ日本人の質問」の司会を担当して、高橋英樹との掛け合いが人気を呼び、
ハウスのラーメンのCMにも出演してました。



これは今も大好きです。

そして2014年末、久々の「トーキング・ブルース」をテレビで観て
彼は一介の報道マンのままで終わってはいけない、とも思った。
（降板発表のタイミングは悪かったけど）

古館さん、負けるな。
僕は語りのエンターテインメントでのさらなる活躍を期待してます。

ただ、くれぐれも後継者との引継ぎはしっかりお願いします。
今まで古館さんが築いてきた政府に媚びない「報道ステーション」カラーを、後任も守って欲しいです。