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音楽大好き男の徒然なる日記

追悼・冨田勲さん(3)/シンセサイザー名曲集

2016-05-15 | 音楽
やはり冨田先生となると、クラシックの名曲をシンセサイザーで新解釈した作品を忘れてはいけませんね。
彼のシンセサイザー音楽には、広大かつ無限な宇宙を思わせます。

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ちなみに、それまでの日本の宇宙を思わせる音楽とはどんなものなのか。
例えば、こんなものでした。
小林旭の「宇宙旅行の渡り鳥」(1964)です。 
先日、伊集院光のラジオ番組で爆笑してしまいました。


……ね、情けないでしょう。
発表当時はカッコ良かったのだろうけど、モールス信号とか完全に時代が過去のものになってしまってます。
映像が現代のものでかなり救われてますが。
それにしても、この歌ではマイトガイが“無責任男”と同類に思えてしまうのは何故だろう……
では本題に入ります。(なに追悼特集で笑いとってるんだか)

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自分が初めて冨田先生のシンセサイザーを知ったのは、
当時「FM東京」で、現在は「TOKYO FM」の過去の音楽番組「音楽の森(新日鉄アワー)」のオープニングで流れたドビュッシー作曲の「アラベスク第1番」でした。
Isao Tomita - Arabesque No. 1


このまばゆい木漏れ日というか、宇宙から鳴り響く鐘の音というか、
すごいインパクトでした。
また、この時代は民放FMでクラシック番組を流すことが以前は当たり前だったんですねー。
今はNHKか深夜のTOKYO FMくらいしかありません。 悲しいことに。
それで流す音楽がヤケにノリの良いものばっかりだったりします。 こんな事でいいのか!?
ちなみにこの番組のパーソナリティーも魅力的な方が多かったんですよ。
ウィキペディア解説は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%97%A5%E9%90%B5%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%BB%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%81%AE%E6%A3%AE

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もう一曲選びました。
「アラベスク第1番」も収録されていたアルバム『月の光』の、タイトル曲をお届けします。

冨田勲 「月の光」  Isao Tomita / "Clair de Lune"


太陽の恩恵を忘れてはいませんが、太陽と月、どっちが好きかと言われたら
自分は「月」を選びます。
神秘性・抒情性で確実にこちらが上だと思います。
けっこういろいろな映像で使われているもので、自分が好きだったアニメでも使われていました。
ちなみに、ピアノ演奏ではフジコ・ヘミング嬢のものとか好きですね。

さて、冨田先生の記事は、あと1回アップの予定です。

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