生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

長居植物園・ネイチャーツアー

2017年01月24日 | 観察会
昨日の続きです。
表記のツアーに参加しました。
記録です。

・ケヤキ:欅→昔は槻と書いた。大阪府の高槻市は合併して昔あった大きな槻に因んで名前を付けた。
・ハス:今は枯れている。レンコンは根と書くが、茎(地下茎)である。根は、レンコンの細い部分にある髭の様な部分である。
・クスノキ:樟脳の原料。楠のチップを蒸して集める。クスノキは虫が付きにくいので、舟材として使用された。日本で1番古いと言われているクスノキは鹿児島県の蒲生(カモウ)にあり、幹回り(地上1.3m)が24mもある。
・ツバキとサザンカ:ツバキは花ごと落ちるが、サザンカは花びらごとに落ちる。カンツバキはサザンカの仲間である。
・イチイガシ:ドングリはブナ科の堅果であるが、ブナ科の堅果でもドングリと呼ばない堅果がある。ドングリはコナラ、マテバシイ、シイの仲間の堅果であり、ブナ、クリはドングリと言わない。イチイガシはドングリで、ドングリの先が長い。
・カゴノキ:クスノキ科。樹皮が鹿の子模様になっている。







・木偏の漢字:椿(ツバキ)、榎(エノキ)、柊(ヒイラギ)。それでは、楸は何と読むか。答えは(キササゲ、アカメガシワ)。
・エノキとムクノキ:エノキは樹皮が横に割け、ムクノキは縦に割ける。
・今頃に割いている花:10月桜、ハナナ、マンサク、ロウバイ。
・ジュウガツザクラ:冬に咲く。
・ハナナ:アブラナ科。アブラナ科には、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、ブロッコリ、カリフラワ等、色々ある。花びらが4枚で十字。
・センダンの実:白くて目立つ。鳥が食べる。種は消化されずに糞で広がる。







・マンサク:先ず咲くのでマンサク。葉が残っている。花芽も見られた。
・ソシンロウバイ:黄色い花。素心ロウバイと言う。
・ロウバイ:原種。中心が赤みを帯びている。葉が残っていた。









・ホテイチク:花が咲いている。ホテイチクの開花は10~30年に1度と言う。花が咲いた後で、竹が枯れる。マダケは120年程度に1度花が咲くと言うので中々見ることが出来ない。



雨の中の観察会でした。
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