えーと？

借りてたＣＤを返すために車で外出。
交差点で待っていたところに。

ばばばばばば......

てバイク２人乗りの金髪お兄ちゃん。
ノーヘルです。
でもなんかお兄ちゃんたちの様子がおかしいです。

後ろちらちら見ながら。
すごい焦った顔してます。

誰かに追いかけられてるのかなー？

と思って。
お兄ちゃんたちが見てる方向見てみたら。


わー。
パトカーいるやーん。


それは焦りますよねー。
４台くらいの車をぶち抜かして。
きゃっほー。
て思ったら車と車の間にパトカー。

焦った彼らは、右に曲がる車線から左にごー。
しかも信号がまだ赤の状態。
そしてすぐにまた左に曲がって姿が見えない路地にごー。

さて。
パトカー。
うー！うー！
左に曲がって一目散に追いかける！

と思ったら。
青にかわって。
何も見てませんよー。
と言わんばかりに直進。

うーうーは？
ねぇ。
うーうーは？

あれ見逃して。
何のパトロールだったんだろー。

ものごっつい期待したのに。
うーうーして追いかける瞬間を見るの。


警察の人にも色々あるのかなー。
と思っちゃいました。


小心者のナミは。
パトカーを見ると。
何もしてなくてもドキドキ。

片思い？

夜。

わかった。
なんで相方に会いたいって思わなくなってたのか。

最近夜ちゃんと寝てるからだ。

いや。
フツーなんだけど。
ゆっくり考える時間がなかったっていう意味で。

毎日。
起きてから寝るまでが、すごく慌ただしい。

テレビ消して。
コンポつけて。
雑誌読んで。
そんな時間を過ごしてると、ふと隣にいて欲しいと思う。
いてくれたらすごく幸せなんだと思う。

最近は夜明け前に起きて。実習行っていっぱいいっぱいになって。
帰ってきて記録書いて。
やばい！そろそろ寝ないと明日死ぬ！！
て思って寝て。

相方のことを考えている時間はなかっただょ。
逆に言えば相方に常に一緒にいてほしい。
なんてクソ迷惑なわがまま全開のときは、考える時間がたくさんありすぎたんだなー。
自分のことはそっちのけで。
いっぱい考えてた。


ひとりの時間が大切になると寂しいなんて思わないから。
やたらめったらに会いたい！
ていうことはなくなったから。
前の飛んでいきたいくらいの気持ちにはもう戻らないんだと思う。

......成長？
......退化？

でも。
顔が見たい。
声が聞きたい。

と。
今夜は思ってしまった。

やばい。
夜はあかん。

考えないようにしんと。
もう来年は進路違うから。
小学校。
中学校。
高校。
全部ナミが後を追いかけるみたいに歩んできたけど。
高校なんて科も一緒なら、担任まで同じ先生やって。
大学も近いしね。

でも。
ここから先は違う。

あえて相方の就職については聞いてない。
ナミ自身も何も言わない。
相方が19歳で。
ナミが16歳。

そこから今まで。
お互い背中向けても、小指でつながってる感じで。
ずっと一緒にいたから。

ナミが22歳になって。
相方が25歳。

これからはお互いに本当に違う方向に向かって。
違う世界でいろんなことを築いていかなくちゃあかん。
今までみたいに、どこか重なる場所があるわけやないから。

こわいね。
正直。

何かある度に。
「あのね」
て。

相方は、
「なんやー」
て。

それがない生活。
きつー。

もー考えたらきりがない。
しかもこわいばっかりやー。

やっぱ夜はあかん！