腹が減ると肉体は精神になり、腹がふくれると精神は肉体になる。

今年もあと一日。

はやいなぁ。

今年をふり返ってみると、「辛抱とがまん」、「気合と根性」な一年でした。

長い女装、ちがう、助走がつづくけど、来年に羽ばたく為だろうなぁと思っています。

助走が長いほど遠くまで行けるので、ガンガン走るぞ～！

そんな勇気をくれる本があります。

読み出したら、熱い、熱すぎる。火の出るような言葉が満載で「ウオォォー！」っと雄たけびを上げたくなりました。

「調理場という戦場」　　著　　斉須　政雄

　　「コート・ドール」斉須政雄の仕事論

斉須さんの人生、哲学が濃縮されて詰まっています。

すごく感動して、もう２冊買ってパティシエの友人らにプレゼントしました。

すべての人に読んでほしい、特に若い人。どんな職業についたらいいか解らない、就職したけど悩んでいる人。
もう、いても立ってもいられなくなるはずです。
ぬるま湯につかっている年配の人は、情熱の炎が深く沸き起こってくることでしょう。

二十代の時、単身フランスに渡り、何のつても無いのにがんばってミシェランの三ツ星レストランで働くようになっていく。
そして東京に超一流のフレンチレストラン「コート・ドール」を出してからもつづきます。

以前行ったフレンチのシェフが見習いの頃「コート・ドール」に食べに行って、給料の一か月分がとんでいったと言ってた。すごく行きたいけど高すぎ！でも一度は食べに行きたい！
この本読んだらフランス料理を食べたくてたべたくて、、、忙しくていけなーい！くいたーい！
で、もう　うまいもんなら何でも食べたくなります。

しかも、料理人魂がすごすぎ！
自分の職業にもものすごくあてはまりまくりで、仕事の質を極限まで上げてやる～って感じ！
己の身体で体当たりしてつかんだ「生きる力」が迫ってきます。

買って読め！
買いたくないなら貸してやるよ、絶対読んでくれよ、いや、読んでください！な　いい本です。