毎日、日課のように揺れる余震と、TVで被災地の記事を目にする毎日に帰省でも無いかと
気持ちも揺れる連休でした。
仙北市のHPを見ると桜開花が今から行けば間に合う。
母を連れての温泉巡りも他に見るものが無ければ間が持てないので行楽が出来れば助かるから
これは、有りがたい。
電話して見ると、相変わらず「いいよ~」と遠慮の虫が鳴く。
兎に角予約でもしたら弾みもつくと、予約を試みて見た。
昨年宿泊して、隠れ特等観覧席だと着目のホテルに問い合わせてみると、一日しか開いている日が無い、仕方がないから、取り敢えず予約する。
次は、駅前のフォルクローロビジネスホテルですが、リッチが良いので中々空きがない、昨年はじゃらん経由で無いと予約が出来ないので、電話予約が無理なのか聞いて置いた。
「混み具合で、電話予約枠が有るかないかがとれるかどうかなのでお電話でも受け付けていますよ」と言う事でした。
電話して見ると、キャンセルが出て広めのお部屋が一つ有りますと言う、先ずは押さえた。
そして、最後は田沢湖高原の温泉に一泊、今回は「人生の楽園」で紹介していた民宿に問い合わせて見たら、すんなりと予約できた。
実は、場所がどこだろうかしら、と地元記事だけに気になっていたから、HPも有るし行き有ったりばったりに比べて、安心できるので、HPは有り難いネ。
と、宿泊を押さえて、母に温泉行きを打診するも、2泊は良い返事だが、最初のフォルクローロはうやむやとはっきりしない。
高齢だし、無理強いもと予約を躊躇するが日にちは迫っている、こんな事も有るなと目をつむって一人分は地元の友人に声をかけたり、無駄でも良いやと気持ちを固めた。
さぁ、それから出発日に入れていた用事を代わって貰ったり大忙し、それまではみんなが出かけて忙しいでしょうから、私が入ってあげるわよなど調子良くあれこれ入れていたからその分変更になると
急にお願いする事になってしまった。
バタバタ出発したが、年々歳が災いするのか、日々規則正しく暮らせていない精か、途中どうも集中力が欠けてボヤっとするのが早い。
走りながら、途中どっかで時間を割いてゆっくり休まなくちゃと思う気持ちが強くなってきた。
SAには地震の影響で、仙台から先の盛岡までの警告放送がずっと流れている、それまで順調に走って来たが、この先渋滞や、速度制限が有っても大変だしなぁと北上から秋田へ入ろうかとの気持ちが高くなってくる。
いよいよ北上JCに来てエイヤとハンドルを左に切った。
錦秋湖SA秋は格別の紅葉!
ここでは、いつかゆっくり楽しみたい錦秋湖やホッと湯田などがある、思い切って湯田で降りて温泉に寄って行っても良いなと「錦秋湖SA]に寄って見ると、なんと待っていたかのようにSAの中に、日帰り温泉が利用できるように施設が有るではないか。
昼前のそんな時間、誰も居ないような露天を一人貸し切り状態で満喫しました!
一人露天満喫
露天からは雪を抱いた地元の名山が見えます。
ガラスの一枚々に映る山
ここで、カタクリと水芭蕉が見頃ですと、案内が書いて有った、近くなら行ってみようかなと思う。
盛岡から入ると、剣道沿いに「水芭蕉の群生地」が有るので面倒なく楽しめるのでいつも立ち寄っている、今度は反対から入るので寄れない事も有るし丁度ここで鑑賞して行けばお得?と思う訳。
聞いてみたら、20分ほど歩くという、ウーンどうしようかぁ、でも走行が順調で早く着きすぎるのも何だし、行って見よう!
林に散在するカタクリは想像したような群生では無い、水芭蕉も思ったほど迫力に欠ける、ちょっと期待外れのようだ、ただ水芭蕉の中にちらほら見かける程度のザゼンソウがここでは固まって育っている。
ザゼンソウ
コゴミの若い芽
何かしら、収穫は有るもんだ、これはこれで満足しよう。
さて、頃良し、横手に向かってひた走る、外には残雪、さすが北国よのう。
桜は、咲き終わりでうっすらと葉が赤くなっている、角館は大丈夫だろうか
横手には幼馴染が嫁いでいて昨年久方ぶりにお泊まりして昔を懐かしんだ、この度もどうかと連絡して見たら、損保のお仕事が連休を挟んで死ぬほど忙しいとの事、特に地震で忘れがちだったけれど
豪雪の被害が有った年だったのです。
T市が雹で保険業務が大変だった時のように調査が追いつかない状態、然も地震もアリで。
降りて声をかけても忙しいのに済まないから、目をつむって通り過ごし、大曲ICへ向かう。
通るのも久し振りなのに加えて、新しいバイパスが出来たり、古いナビが固まってしまった大曲IC
矢印がピカピカ光ったままどこへも行けず無地の画面に固まっていました(*^_^*)
ようやく105号線が角館へつづく街道です。
途中、立ち寄った羽後長野ここも同級生の故郷、残念な話にこの友人も行き違いで、彼女は連休中に実家へ帰省して、私が来ようとした日が戻る日だった。
ただ、角館は観光で有名だが、ここも近くに才内川と言う川沿いに桜並木が有って、丁度樹齢が40年ごろの盛りの樹齢、もしかして、こちらの方が勢いが有るかも知れない。
才内川、赤の鉄橋を「こまち」が走る
もし、観光の穴場をお望みの人には、八乙女公園と併せて楽しめる、観光物産館も有るので目印になるだろう。
こちらが桜の樹齢、最適だよ~
駒ガ岳の雄姿を正面に見ながら実家へ向かうのは滅多に無いから、気分は新鮮。
秋田駒雄姿
今日は、フォルクローロへの宿泊。
実家へ行って見ると、老母が出かける準備で待機している。
「えっ!?行く気?」なら気に病む必要は無かったじゃぁないか。
角館では子供が学童時代お世話になった「タカちゃん」がいるけれど、電話に出ない所を見ると同じように介護で忙しい日を送っているだろうと踏んで、早くに声をかけられなかったこちらの都合が悪いと次回にすることにした。
老母と行楽の旅第一日目が始まりました