思いついたら、作りたくなって。

おもちゃ、インテリアなど、ちょこっと手作りの品々と作り方を紹介します。

木のくるま「ゴミ収集車」

2007-02-23 | 木のおもちゃ
早春の陽気に誘われて
国の重要文化財に指定されている
茅葺き屋根の旧家をブラブラと訪れました。

小さな木戸を抜けると、左手に椿。
囲炉裏にくべられた薪の燃える匂いをかぎながら
こじんまりとした庭をぬけると
開け放された部屋のおくに、雛人形が見えます。
古くてとても豪華なもの。
ふっくらと上品なお顔もさることながら、
衣装や蒔絵のお嫁入り道具がすばらしく立派です。

苔むした茅葺きの民家の縁側に座り、
ふと庭へ目をやると白い梅の花が満開。
ほんのりノスタルジックなお雛祭り気分を味わうと、
なんだか母のちらし寿司が食べたくなりました。

さて、今回のモノづくりは
木のミニカーです。

くるま好きの男の子が成長するということは、
どんどん、どんどん車の種類を覚えていく、ということのよう。
単なる消防車だったのが、ハシゴ付消防車や、ポンプ消防車、
レスキュー工作車なんてものに細分化される。
それに伴い、欲しいミニカーも増える一方。
クリスマスやお誕生日でもないのに、そうそうプレゼントはできません。
おもちゃ箱の中身が、だんだんプラスティックや
金属製のミニカーで占められていくのも、なんだか寂しい。

そんな訳で。
彼が特に気に入っているメカニックな車はトミカにお任せして、
その他の好きだけど こだわりの薄い、はたらく車を木で作ることにしました。
まず第一弾は、ゴミ収集車。
他にも 1~2車種を作る予定です。

いろんなサイズ・材質の車をとりまぜて
違和感無く遊べるところが、子どもってすごい。
ずいぶん前に作った牛乳パックのダンプカーもいまだに現役で、
荷台からトミカの工事車両たちが、
「しゅつどう!」なんて出てくるのです。
創造の世界は自由自在。すばらしいなぁと思います。


●以前に製作した木のくるまはこちら
 2006-12-20
 創作 木のおもちゃ「クレーン付トラック」
 2006-05-23
 創作 木のおもちゃ「パワーショベル」

●クリックしていただけたら、とてもうれしいです!
 人気blog ランキング