モンゴル人は老いも若きもカラオケが大好きだと聞きました。
確かに、ウランバートルの街には、カラオケと書かれた看板があっちにもこっちにも。
残念ながら、カラオケと書かれたお店の中に入ることはできなかったのですが、
代わりにハイキングで登った丘の上で、カラオケなしの生歌を聴きました。
歌ってくれたのは、ガイドのグレさん。
年下の女性上司のシュレさんが、「はい、今からグレが歌を歌いま~す」 と言うと、
グレさんは待ってましたとばかりに、モンゴルの歌を2曲も歌ってくれました。
モンゴル人は丘に登ると歌を歌うことになっているのでしょうか?
そしてその歌いっぷりが堂々としています。アカペラで歌詞も見ずに2曲も歌えるってすごくないですか?
ましてや草原でいきなり歌えって言われても、すぐには大声出して歌えないですよね。
これは相当歌いこんでいるだろうし、もしかしたらモンゴル人の歌唱力は高いのかも…。
さらにそう思ったのは、バスの中で日本のミュージシャンの話になった時。
グレさんは去年まで埼玉県熊谷市に住んでいたので、日本の芸能人やミュージシャンの事をよ~く知っているのです。
そしていきなり、「僕この歌が好きなんですよ」 と言って勝手に歌い出したのが、ソナーポケットの「好きだよ」 という曲。
結構複雑なメロディーの曲を、スラスラとバスの中で歌い始め、一同からは「お~、すごい」の歓声。
日本のバスガイドさんのように、「僭越ながら1曲歌わせていただきます」 と言って手拍子で歌うのではなく、
鼻歌で歌う延長のような感じで、しっかり歌うのです。歌うことに全く抵抗がない感じ。
ちなみにですが、グレさんはマツコデラックスが大っ嫌いで、マツコが出てくるとすぐにチャンネルを変えていたらしいです。
「今はミュージシャンは誰が人気ですか?」の質問に、「嵐かな?」 と答えたら、「え~、まだ嵐?」 とも言っていました(笑)
グレさん曰く、日本のテレビは、いつも同じ人ばっかりで、何で同じ人ばっかり使うんだろうと不思議に思っていたようです。
そう言われてみれば、確かにそうかも。
芸人と嵐と関ジャニばっかり見て、1週間終わっている気がする…。確かに変だ。
私は今、全然歌が歌えません。声の幅が小さいです。なのに友達が生ギター弾くから一緒に歌おうって、2人で。原田真二、チャー、ツイスト。いつか実現したいです。
先輩は、どんな歌が得意ですか?ピンカラ?
私はピンカラ兄弟で対戦します。
ということで、「花子とアン」の主題歌、絢香の「にじいろ」をマスターしたいと思っています。「三日月」は18番です。