今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

八ヶ岳高原ロッジへいらっしゃい

2019-02-28 00:07:33 | 国内旅行

新宿からあずさに乗って、小淵沢で小海線に乗り換えて、野辺山で降りるとそこはもう八ヶ岳です。

キラキラとスノーダストが輝いている白銀の世界をイメージしていたのですが、昨今の八ヶ岳は雪不足だって知っていましたか?特に今年は全然雪が降らなかったようで、冬はもう終わってしまったかのよう。東北や日本海側は相変わらずの豪雪地帯ですが、そこから南下して長野と山梨の県境まで来ると、状況は全然違うことを学びました。観光客にとってはちょっと寂しい感じ。一緒に行った多恵子さんは、昔見たつららがなくて残念そうでした。

あまり雪を見たという印象がないのですが、唯一ホテルの部屋から見た景色が、雪の白樺林の八ヶ岳でした!これでリスや野うさぎが走り回っていたらメルヘンの世界ですよね。

さて、今回の旅の目的は八ヶ岳音楽堂で行われるコンサートです。

    

雅楽奏者の東儀秀樹さんのコンサートです。

ひちりき(篳篥)という楽器を主に使って、ピアノとギターを伴奏にポップスや映画音楽などを演奏するコンサートでしたが、東儀さんのマルチな才能を存分に堪能する事が出来ました。もちろん、ひちりきの奏者としての才能も素晴らしいですが、ご自身で作曲もするし、ピアノもギターも弾けるとは知りませんでした。これぞ才能のなせる業か?と思ったのは、八ヶ岳に来る途中で思いついた曲をぶっつけ本番で新曲として披露してくれた時です。しかもピアノとギター奏者には譜面を渡しただけで、ほとんど打ち合せもなし。プロのミュージシャンはすごい!才能のある三人が、お互いの力量をぶつけ合った演奏は、聴いている観客よりも、演奏している人の方が興奮したのでは?という感じでした。いいものを見ることができました。

音楽って、ライブっていいですね〜。

東儀さんの演目は当日に決定されるので、終わってから演目が発表されるのです。しかも手書き。

  

そしてミーハーな私たちは、CDを買って、追っかけのおばさま方に混じってサイン会にもちゃっかり参加してきました。もちろん握手付きです。
今もそのCDを聴きながら書いています。東儀秀樹さんには、追っかけファンの方々がいるのですよね。キャーとかワーとかは一切なくて、ものすごく礼儀正しく控えめにしつつも、目立つオシャレをしてアピールは忘れない(笑)ピンクのブーツのおばさまは忘れられないです(笑)

そしてこちらは、八ヶ岳高原ロッジのある別荘地の中にある美鈴池の景色です。この池は人工池で、「リゾートには池が必要だ!」と、ここを開発した西武グループの堤氏の鶴の一声で作られたそうです。この池からは見える赤岳、横岳、硫黄岳が素晴らしい。この場所に池を作るというセンスはさすが堤氏。

ちょっと分かりにくいけど富士山も見えました。

山の景色と山の空気と音楽をたっぷり味わって、心の栄養を得た週末でした!

この週末の過ごし方はくせになりそう(笑)。次の計画を立てなきゃ。


内子町

2019-02-04 23:46:07 | 国内旅行

愛媛県にある内子町はご存知ですか?

今日偶然見ていたNHK「鶴瓶の家族に乾杯」が取材に訪れた場所が内子町で、見覚えのある町並みがテレビに映し出されていました。

昨年の5月に私も行きました。内子町!懐かしい!

内子町に行ったら絶対に見るべき場所が、「内子座」です。

片田舎の普通にさびれた商店街の一角にその建物は突然現れます。「えー、こんな所に、まさかこんな建物が?」そこだけ時代が止まってしまったかのようで、突然タイムスリップしたかのようです。まさに、スマホの時代から100年前の大正時代の白黒映写機の時代にタイムスリップ。目を開けたら、大正ロマンに結い上げた髪に着物を着て、お芝居を見ている自分を想像しました。

本当に素敵な場所でした。ここはまだ現役の芝居小屋で、年に何回かお芝居が行われているようです。

歌舞伎公演が行われたら絶対に見に行っちゃいたい場所です。

日本の芸術、文化の底力、ここにあり!

四国のこんな片田舎に、100年前の芸術を愛する人たちの情熱を感じました。