今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

イスタンブール Old City

2019-09-12 14:03:58 | ブルガリア

何も事前知識がないままイスタンブールの市内観光に出かけた私たち。一体どこに行くのかわからないまま車に乗っていたが、30分ぐらい経つとさすがに不安になってきた。

トラベルデスクで見た写真の場所に行くはずだけど、それはどこにあって一体何の建物なのか?

さすがに黙っていられなくて、ドライバーに聞いた。

 Where are we going?

 Old city !

「オールドシティに行くんだって」

「ふ~ん、そうなんだ」

「で、オールドシティって何?」

これって、成田空港に着いた外国人が、「東京ってどこ?」って言っているのと同じ?

私も相当のんきだけど、一緒のメンバーも相当お気楽です。どこに行くか良くわからないまま車に乗っている訳であって、連れ去られる可能性だってゼロではなかったはず。今回のメンバーの中には、初海外の高校生2人が入っているのですが、大丈夫かなと思って見たら、車の中で寝てた。大丈夫らしい(笑)

もっと近いのかと思っていたけど、1時間ぐらいのドライブで、無事にオールドシティと言われるところに到着。やれやれ。

アヤ ソフィア ミュージアム

残念ながら、中に入ることはできませんでしたが、その壮大さと美しさを外見から感じることができました。後で知りましたが、この建物は1500年前に建てられたものだそうです。すごい!日本に置き換えると聖徳太子の時代です。どうやって作ったんだろう…。

(アヤソフィアの説明)東ローマ帝国時代にキリスト教の教会だった場所を、オスマントルコ時代にイスラム教のモスクに改装し、現在は博物館として利用されています。そのため、2階の壁にはキリストの宗教画があったり、モスク時代のモザイク画があったりと、異宗教の文化が混在する貴重な建物として残されています。ビザンティン建築の傑作とも呼ばれ、建築の歴史を変えることになった偉大な建築物です。

アヤ ソフィアと同じ場所には、オスマントルコ時代に作られたトルコを代表するブルーモスクがあります。

  

1日5回礼拝をおこなっている場所はこちらです。

 

建物の外見がブルーなのではなく、内側の青いタイルがステンドガラスから入る光に反射してドーム全体が青い光となることからブルーモスクと呼ばれているようです。美しい!

(ブルーモスクの説明)モスク内のドームには、260余りもの窓があり、どの窓にもステンドグラスの装飾がなされ、2万枚以上の青を主体としたイズニックタイルで覆われています。
太陽光がこのステンドグラスを通って、淡い青い光となりドームの中を照らし、イズニックタイルの色彩も、青が協調されて浮かび上がることから、ブルー・モスクと呼ばれるようになったそうです。 この2万枚以上ものイズニックタイルは、様々な模様を使っているにも関わらず、建物全体として見ると、ステンドグラスの色彩と融合して、見事な秩序ある構成が無限に連なっているようで神秘的。宗教を越えて"綺麗"とため息をつかせる美しさが、ここにはあるのです。

モスクは祈りの場で、肌を露出させることを避けなければいけないので、入り口でスカーフを借りて入場します。スカーフもブルーモスクにちなんでブルーでした。

スカーフを巻いて上機嫌な私たち

写真を見て思いましたが、何かが違う。スカーフの巻き方に慣れていない私たちのこの姿は、真夏なのに、なぜか寒そうです。

何が違うんだろう、と思ってネットで調べたら、イスラムの女性のスカーフの巻き方にはいろいろな種類があることが分かりました。

そこで見つけた理想はこれ!

 

キャサリン妃

でも、いきなりキャサリン妃になれない場合は、こんな感じ?

 

次回イスラム圏に行くときはマスターして行きます!

 


イスタンブール4時間市内観光

2019-09-10 15:13:34 | ブルガリア

トルコ航空は、イスタンブール空港でのトランジット時間の長いお客さん向けに無料の市内観光サービスを提供しています。

ネットの書き込みを見ると、参加者のコメントは高評価で、『おススメです』のオンパレード。窓口の場所まで詳しく説明している書き込みもあり、これは参加しなきゃ損でしょ!と思い、意気揚々と向かったのですが、ネットの書き込み通りにはうまく行きませんでした。

まず、ネットに書き込んでいる人たちは、旧空港を利用しているので、ネットに書いてあった『スタバの前のホテルデスク』が見つからない。探している私たちも、『ここは新しい空港なんだ』ということを知らずに探しているので、どこまで行ってもスタバがない。

「スタバないねー、どこだろう?」と言いながら歩いてたら、スタバはないけどトラベルデスクを発見。これかも!と思って駆け込んだところ、ようやく無料トランジットツアーの話が通じる人に出会えました。

半ば、無料トランジットツアーなんて実はないんじゃないか?と思い始めていたので、本当にツアーがあることを知って┐(´д`)┌ヤレヤレ。 

ここで間違いなさそうと安堵したのもつかの間、「君たちは午前中の無料トランジットツアーには参加できない」と言われてしまいました。

ガーン なんで?

営業トーク巧みなトルコ人のおじさんの説明によると、

  • フライト時間の2時間前には空港に戻る必要がある。
  • この空港は新しい空港で広いからチェックインに時間がかかる
  • 旧空港は観光地に近かったけど、ここは遠いから移動に時間がかかる
  • 朝の時間は渋滞するので、車の移動時間を多めに取る必要がある
  • その他いろいろ、時間が足りない理由

要するに、午前中のトランジットツアーに参加しても、上記の理由で確実に2時間前に帰ってこれる保証はできないという説明。

そして、さんざん、リスクを説明した次に出てきた言葉が、

「そんな君たちにお勧めのプランがあるよ」

今更ですが、冷静になって考えてみると、このオヤジ、最初っから有料のプランを売ろうと思っていたに違いない。かなりの確信犯ですが、その時の私たちは、空港がどこにあって、観光地がどこで、ましてや4月に完全移転したばかりの新空港にいる事すら知らないので、判断する術がなし。

フライトに乗り遅れてしまうかもしれないリスクは避けなければ。でもせっかくここまで来たんだから、外に出てイスタンブールの街を見たい。

迷っている私たちに、オヤジは観光スポットのポスターを指さしながら、「専用の車で、こことここと、ここにも行って、この景色を見て、バザールにも行って、3か所の入場料も含めて一人12000円!どう、いいプランでしょ!」になった。

一同「………」

どっちみち時間がないから、入場はしなくて見るだけでいいと言ったら、12000円が7000円になったけど、この金額ってどれぐらいふっかけられた金額だったんだろう?せめてもっと値切り交渉すればよかった。(いまさら反省)

無料トランジットツアーの予定が、なんでこうなるんだ?という割り切れなさを感じつつも、「イスタンブールには二度と来れないかもしれない」という自己暗示をかけて、8人で大型車に乗り込み出発しました!

レッツゴーゴーゴー


イスタンブール

2019-09-06 11:10:27 | ブルガリア

2019年7月31日から8月10日までブルガリアに行きました。旅行記を記録(記憶?)用としてぼちぼち書き始めますが、まずはブルガリアに到着する前に、トランジットで立ち寄ったイスタンブール空港から始めます。

イスタンブール空港は今年の4月に旧空港を閉鎖して、完全移転したそうです。

イスタンブール空港には何の期待もなく、10時間以上に及ぶトランジットタイムをどう過ごそうかしか考えていなかったのですが、到着して空港内を歩いているうちにだんだん、( ,,`・ω・´)ンンン?と何かが違うことに気づき始めました。

とにかくでかい!

なんじゃ、この空港。どんだけでかいの?

その巨大さはDuty Free エリアに行って確信に変わりました。

でか!

今までいろいろな空港に行きましたが、ここが一番巨大かもしれないと思って調べたら、ピンポーン!東京ドーム1,636個分、成田空港の8倍の面積の空港だそうです。

(@_@)仰天。そんな空港がトルコにあったとは。

私たちが成田を発って、12時間後に着いた時間は夜中の3時半です。夜中の空港なんてラウンジの片隅で寝るしかないよね…、と思っていたのですが、不夜城とはまさにこのことです。その上、イスタンブール空港は深夜の発着が多いので、深夜でも人がひっきりなしに動き続けています。

成田が田舎の空港に感じる…。

新しくて大きければいいというわけではなく、問題もありました。

トランジット時間を利用して、外に出ようとしたのですが、空港係員の言うことがそれぞれ違うのです。

ある人はここに並べといい、並んでいたらここじゃない向こうだと言われ、やっぱりおかしいと思って別の人に尋ねると、やっぱり最初のところが正しかったり

トラベルデスクに行って「外に出るにはどうしたら?」と聞くと、ビザが必要だと言われ、「日本人はビザは必要じゃない」と言っても怖い顔をして信じてもらえなかったり

挙句の果てに、トラベルデスクに座っている同僚(上司と部下?)が私たちへの対応の違いについて喧嘩を始めてしまい、不穏な空気の中、じっと収まるのをを待たなきゃいけなかったり

日本では考えられないことが起こります。

外に出たいだけなのに、こんなに大変だなんて…。ゼーゼー。

ここで教訓。イスタンブール空港で迷ったら必ずセカンドオピニオンを求める事!空港職員も空港がデカすぎるし新しいので、教育が行き届いていない可能性が大です。

ちなみにトルコ航空がやっている、無料のトランジットツアーの事を知っている人は皆無でした。

ここってトルコ航空のハブ空港のはずですよね。

あり得ない!と思うのは、日本のサービスに慣れすぎてしまっている日本人だけ?

そんなこんなでようやく外に出れたときには、

出れた~~~ と喜びの声が上がりました。

ここから新たなチャレンジが始まります!(続く)