今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

ジャイプール 風の宮殿

2019-05-29 13:35:45 | インド

ピンクシティと言われている、ジャイプールにある「風の宮殿」です。

宮殿というよりも、街の中に突然現れた巨大な壁という印象です。950以上の窓があって、姿を見られることを禁じられていた宮中女性のために建てられたもので、女性たちは風通しの良い小部屋から、祝祭の行列や街を眺めたそうです。中に入ることもできるようですが、今回はバスを路上に無理やり止めて、写真を撮っただけ。

写真だけ見ると、穏やかな場所に建っているように見えますが、実は交通量がめちゃめちゃ激しいところで、クラクションと人ごみの嵐の中、命からがら写真だけ撮って、急いでバスに戻って終わり。慌ただしかったという印象が強く、美しいサファードを見ながら悠久の歴史に浸るような余裕はゼロでした。ゼーゼー。

風の宮殿の向かい側はこんな感じで、写真はここから撮りました。

  

ガイドさんは路上に出て必死に観光客の身の安全を守りながら、「早く写真を撮ってください、気を付けてください」と言い続け、「もういいですか」の号令と共に、ガイドの後についてこの道を渡ってバスに戻りました。

インドのガイドは大変!体力のいる仕事です。もちろんこの日も気温は40度です。


インドカレー

2019-05-24 15:18:41 | インド

  

インドに行ってきたと言うと、「どうだった?」の次に出る質問が、「お腹大丈夫だった?」です。

日本人のステレオタイプなインドに対する印象は、「インドに行くとお腹壊す!」であることを改めて実感しました。多分100人に聞いたら、99人が同じ質問しそう(笑)

皆様のご期待に沿えない回答で申し訳ないのですが、ツアー客全員がお腹を壊すこともなく無事でした。

セーフ!

特別胃腸の強い人ばかりが集まったわけではないと思うので、ツアーにアレンジされているレストランは普通に安全だと思います。きっとお腹を壊す原因としては、食事以外にもいろいろあるのかもしれないですね。疲れているとか、過度に心配性だったりとか。

インドに来たからには、食べるものは、カレー、カレー、カレー、翌日も、カレー、カレー、カレーです。

私は特にカレー好きというわけではないですが、「またカレー……、うんざり(泣)」にはならずに、毎日楽しくカレーを食べることができました。正味3日間しかいなかったから、飽きる前に帰国したというのもありますが、カレーは飽きにくい。よって、インド人が毎日カレーを食べ続けることができるのも納得!

毎回、何種類かのカレーが出されて、自分のプレートに少しずつ取り分けて、ナンやインディカ米につけて食べるのですが、最初は味の違いが分かっていても、そのうちプレートの中でごちゃごちゃに混ざって、結局どの味なのか分からなくなるのが常です。

辛さは程よくマイルドで、スパイスも程よく調合されていて、「これは無理!」というカレーは一つもありませんでした。日本で食べるインドカレーの方が辛い。インド人はこんな辛い物を毎日よく食べれるな?と思っていたのですが、実はローカルで食べているカレーはそんなに辛くないのかもしれないです。日本人の方が辛い物好きなのかも。

記憶に残っている、無理だったもの。一つだけありました。

塩ラッシー。

マンゴラッシー、バナナラッシーを避けて、あえて塩ラッシーに挑戦したのですが、これは無理だった。

たまたまそのレストランのレシピがダメだったのかもしれないけど、難易度は高かったです。

ツアーで唯一残念なのは、自分でお金を払わないから、これが一体いくらぐらいするのかが分からない。

ネットで調べると、中級クラスのレストランで300ルピーから1200ルピーぐらいらしいです。日本円にすると、(1ルピー:1.6円)480円~1920円ぐらい。かなり安い。

レストランで注文するビールは400ルピー(640円)、ラッシーは200ルピー(320円)だったから、冷静に考えると飲み物はかなり高いことになります。観光客向けの値段か?

とりあえず、安全なところでお腹を壊さずにツアーを終えることができた対価と思えば悪くない?ですかね。


世界遺産3 クトゥブ・ミナール

2019-05-20 00:09:28 | インド

インドで一番高い石柱で高さ72.5mあります。

クトゥブミナールはヒンドゥー教徒への勝利を記念して建てられたイスラムの塔で、インド初のモスクの隣に建てられたものです。

  

イスラムの建造物なのに、ヒンドゥー教の装飾が柱や建物の内部に施されているのが特徴となっているようです。

石造りの柱の彫刻は、カンボジアのアンコールワットやインドネシアのボロブドゥールで見たものに似てるなと思ってガイドさんに言ったら、「ヒンドゥー教はすべてインドが起源です!」とピシャリと言われました。

そうでした、その通りです。ヒンドゥー教に関するインド人のプライドを感じた一瞬。

    

これらのヒンドゥー教の神々は、バスが止めてあったすぐ後ろの壁にずら~っと並んでいたのですが、これは何のためのものか分かりますか?

立小便禁止のためだそうです。

立ちしょんをしようとして、ふっと頭を上げるとそこに神様がいたら、信心深いインド人は躊躇するので抑止力になるらしいです。なるほど!

でも一か所で抑止したところで、インド全体のカオスな状態はどうなるものでもなさそうですが。


バスから見たインドの景色

2019-05-14 00:27:47 | インド

今回のインドツアーはゴールデントライアングルと言われている場所にある世界遺産を見て回る旅なのですが、バスの移動時間が長い!1日目はいきなり6時間以上のバスでの移動となりました。その間ず~~~~っとバスの窓から眺めていた景色がすごかった。

    

牛が一番多かったけど、羊、ラクダ、ロバ、豚、馬、鶏、まさか像はいないよねと思っていたら、象さんにも遭遇しました。

これはカルカッタのお祭りの行列を撮った写真。偶然遭遇したので、きれいにお化粧をした象さんにも会えました。

人間の順応力は素晴らしい。最初は、「見て見て、牛がいるよ!あっちにもいる!」と興奮状態だったのですが、3分おきにバスの窓から牛を見ながら3日も過ごすと、だんだんと空気のような存在になってきました(笑)

交通量がかなり激しいところでも、中央分離帯でも、どれだけ車のクラクションが鳴り響こうが、我関せず。動物と人間の共存というのは、インドではこういうことを言うのでしょうか?NHK朝ドラの北海道の牧場とはかけ離れた状況で、インドでは人間も家畜も命をすり減らして生きているように感じました。

そして気温は40度!

日本人で良かったよ~。


世界遺産2 フユマーン廟

2019-05-12 10:12:46 | インド

 ムガール帝国第2代皇帝フユマーンの死後、妻が建てさせたお墓で、完成したのは1569年です。

見事なシンメトリーのシルエットで、タージマハルも影響を受けたと言われています。ここからインドを代表する建築物が作られていったというルーツになる建物です。

建物の中央にはお墓があります。これは人工的な部分で、この下の階に本当のお墓があるようです。意外とシンプルでここに死者が眠っていると思わせるような独特な雰囲気はほとんどなく、お墓よりも建物のディテールに注目が集まっている建物でした。

この後で見るインドのほとんどの歴史的建造物には、砂岩で作った幾何学的な彫刻が施された窓がありました。これはムガル帝国の特徴のようですね。インドは数学が得意な国ですが、このころからその片鱗があったのかも。それぞれの窓に違う幾何学模様の窓がはめ込まれていて見事な造作でした。

チケット売り場の窓も幾何学模様です。左右の窓口の違いは分かりますか?インド人用と外国人用に分かれていて、なんと入場料が15倍も違います!外国人が600ルピーに対して、インド人は40ルピー。ぼったくりだ!

番外編ですが、インドには野犬がたくさんいます。

わんわん吠えて近寄ってくるのではなく、大体こんな感じでそこら中に寝転がっています。同じようにそこらへんにいる牛、ヤギ、ロバ、羊等々はすべて買主がいるらしいのですが、犬だけは野生らしいです。犬をペットとして飼う習慣がない国なのでしょうか?不思議。。。

公園を掃除していた人たち。女性は色鮮やかなサリーを着て作業をしています。働きにくくないのだろうかと疑問に思いましたが、日本も昔は着物を着て作業をしていた時代があったから同じような感覚なのかも。ミレーの落穂ひろいみたいな情景で気に入っている写真です。ですが、この日の気温はすでに40度近かった。インド人はたくましい!  


世界遺産1 レッドフォート

2019-05-11 14:21:39 | インド

ホテルからどこをどうやって走ったのかよく分かりませんが、車とバイクがひしめき合う中を一つ目の世界遺産であるレッドフォートを目指しました。

レッドフォートはオールドデリーの中心的な存在で、第5代ムガル皇帝シャー・ジャハーンが建てた巨大な城です。
城壁が赤砂岩で作られているためにレッドフォード(赤い砦)と呼ばれています。

  

軍事施設として今も使われているために、一部しか公開されていない上に、今回は時間がなくて中に入ることができませんでした。よって壁の周辺を外から眺めるのみ。東京で例えると、皇居に来た観光客が外から写真を撮っているのと同じ感覚でしょうか?

まだ朝9時頃でしたが、気温はすでに35度ぐらい。何も遮るもののない道路を歩いて城の正面まで行きます。

 

私の前を歩いていたインド人の女性のサリー。ウェストから下はひだが何重にも重なっているデザインで、歩くたびに裾が広がります。相当な量の布を身に着けているわけで、暑くないのだろうか?というのが率直な疑問。

 

インドの観光客も大勢いました。インドの観光地は外国の観光客よりも、圧倒的にインド人の観光客が多いです。
どこに行ってもインド人だらけ。人口12億人のパワーはすさまじい。

インド人に負けじと気温35度でもがんばっています、私たち(笑)

次は、フユマーン廟に行きます。


神秘の国インド

2019-05-07 00:08:36 | インド

2019年の10連休の前半でインドに行ってきました。

4月25日(木)17時30分成田発に乗ってデリーに到着したのは、夜中の23時45分。

インドと日本の時差は3時間30分で、9時間45分のフライトです。

インドは遠かった。

機内の席の隣に座っていたのは、インド人の17歳の高校生、男子。
インドと日本の科学技術研修会のようなツアーに参加し、東京、神奈川のいろいろな施設や大学や高校に行って、見たり聞いたり交流したりの1週間を過ごしたようです。

英語も流暢で物おじしない。高校生のくせにANAのCA(日本人)を何度も呼びつけて、水だ、コーヒーだ、といろいろリクエスト三昧。私ですら遠慮してなかなか言えないのに大したもんです。

ANAの機内はインド人だらけで、ターバンやらサリーやら、白髭白ターバン白服のインド人(シーク教徒)もいて、異様な光景。その上、ベジタリアンがいろいろな座席に点在しているので、CAは全員の食事を確認して間違いなく届けなければいけないので大忙しです。自由なインド人は勝手に友達同士で席を移動したりするので、その都度ベジタリアンマークも移動することになり、文句も言わずに笑顔で対応しているCAは偉いな~と感心しました。インド手当とかもらってるんだろうか?

インド人に囲まれながらようやく到着したデリーの空港は、当然のことながらインド人だらけ。

  

初日は約3時間ほどホテルの部屋で寝ただけで、朝食を済ませて8時半にはホテルを出ました。

日本人の旅行は忙しい!

ザリーラアンビアンス

インド旅行のメンバーはふみねえとなかちゃんです これから3日間よろしくお願いします!

そして1日目はデリー市内観光へと繰り出しました。続く

 

追記:

朝食で頂いたワッフルです。朝食はビュッフェ形式で、ワッフルは頼むとその場で焼いてくれます。トッピングも選べるようになっていました。時間をかけてずいぶん丁寧に作ってくれた1品で、おいしかったけど、なかなか出来上がらないので気をもんだ思い出深いワッフル。日本人はせっかちなんだから急いでよね(笑)

 


令和元年5月1日御朱印

2019-05-02 00:21:16 | 気付き

令和元年お祝いムードに乗って御朱印をもらってきました。

さすがに明治神宮で8時間並ぶほどの御朱印マニアではないので、八王子に行った帰りに京王線沿線上の高幡不動尊に立ち寄りました。

 

考えることは皆同じで、ここでも御朱印をもらう人の長い行列が…。3時間かかると言われたけど、実際は30分でもらうことができました。ラッキー

日本国民は平成令和のカウントダウンをやったり、御朱印をもらうための寺社仏閣に行ったり、まるでお正月がもう1回来た様な騒ぎですね。

日本は平和だ!

御朱印よりも興味をひかれたのは、三種の神器です。天照大神の時代のものが現代まで残っているということだけでもアンビリーバブルですが、天皇ですら中身を確認していないとネットに書いてあったけど、本当に?

エジプトのピラミッドよりもミステリーです。そこまで隠し続けなければならない秘密があるってことでしょうか?う~~~ん、知りたい!


新元号 令和

2019-05-01 07:18:59 | 気付き

本日は2019年5月1日、新元号「令和」が始まりました。

世の中は令和ビジネスに沸いているようですが、一足先に足利フラワーパークでこんなことをやってきました。

足利学校では新元号「令和」の出典についての資料をもらいました。

 

万葉集巻五、梅花の歌三十二首の序文

「初春(はつはる)の令月(れいげつ)にして気淑(ききよ)く風和(かぜやわら)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」

『初春のよい月で、気はこころよく風はやわらかに、梅は鏡の前の白粉のように咲き、蘭は帯にさげた香のように薫っている』

穏やかな歌ですね~。この歌会の宴が開かれた時のように、穏やかな平和な年になることを祈ります。