おはな。 フーの様子がおかしいぞ。
あのキカン坊なフーがしょんぼりしてさ。
そうなの。 元気ないとこっちの調子が狂ってしまうわね。
おはなちゃんが相手をして見るわ。
そうだな。 母さんが又心配して病院に連れて行くといけないからな。
騒ぎ過ぎれば煩いし、静かだと気になるし・・・・・
おい。 フー介! ポンポでも痛いのかい?
ううん。フーちゃんも4才になったからね、 少し女の子らしくならないと・・・
それで、どうしようかと考えて居るのよ。
あんたはまだ子供だから、今のままで好いのよ。
急に大人しくなったら、かあさん心配するわよ。
いいの。 フーちゃん女の子になるんだから・・・
ふ~~ん。 何日でなく何時間そうして居られるかしらね?
おはなちゃんが珍しく遊んであげるって言って居るのにさ。
ほら、 フーちゃんの好きなリボンよ。
と、行っても座布団の紐だけどね。
そうだ! 金ネズミさんはどう?
母さんが持って来て呉れたわよ。
おはなねえちゃん、随分優しい事もあるのね。
フーちゃんが大人しいとそんなに心配?
いやらしい子ね。
静かにして居るけど口だけは憎まれね。
でも、我慢・我慢 おはなは怒りませんよ。
遊ぶの? 遊ばないの? どっち?
ふーちゃん、座布団の紐も、金ネズミさんとも遊ばないわよ。
こうしておはなねえちゃんの椅子ベットの下で待って居るのだから・・・
何を待って居るの?
かあさんがお仕事終わったら、ポンポでねんねして呉れるから・・・
フーちゃん好い子で待って居るのよ。邪魔しないで頂戴!
うんまぁ~~ あきれた~~
ジーコ兄ちゃん,聞いたぁーーー?
おはなちゃん、もう知らない! 心配して損しちゃったわ。
まぁ、そんなに怒るなよ。
フーはまだまだ女の子でなくって、女の赤ちゃんなのさ。
夜だってべったりくっ付いて寝て居るしね。
かあさんには丁度好い相手になって居て呉れるのだからね。
ご機嫌が悪い時でも、フーのニャ~~ンで治るのだから・・
まあ、僕たちにはフーに感謝・感謝さ