猫たちの会話

      もし、猫が人間の気持ちで話したら・・・

遊びましょって言うのに

2012年07月22日 | ふーちゃんの話

 

                  

        おはな。   フーの様子がおかしいぞ。
        あのキカン坊なフーがしょんぼりしてさ。

        そうなの。 元気ないとこっちの調子が狂ってしまうわね。

                

        おはなちゃんが相手をして見るわ。

        そうだな。 母さんが又心配して病院に連れて行くといけないからな。
        騒ぎ過ぎれば煩いし、静かだと気になるし・・・・・

               

       おい。 フー介! ポンポでも痛いのかい?

       ううん。フーちゃんも4才になったからね、 少し女の子らしくならないと・・・
       それで、どうしようかと考えて居るのよ。

                       

          あんたはまだ子供だから、今のままで好いのよ。
          急に大人しくなったら、かあさん心配するわよ。

          いいの。  フーちゃん女の子になるんだから・・・

                      

        ふ~~ん。 何日でなく何時間そうして居られるかしらね?

              

       おはなちゃんが珍しく遊んであげるって言って居るのにさ。
       ほら、 フーちゃんの好きなリボンよ。
       と、行っても座布団の紐だけどね。

                         

        そうだ! 金ネズミさんはどう?
        母さんが持って来て呉れたわよ。

                         

        おはなねえちゃん、随分優しい事もあるのね。
        フーちゃんが大人しいとそんなに心配?

                     

        いやらしい子ね。
        静かにして居るけど口だけは憎まれね。
        でも、我慢・我慢 おはなは怒りませんよ。

             

       遊ぶの?  遊ばないの?   どっち?

                   

         ふーちゃん、座布団の紐も、金ネズミさんとも遊ばないわよ。
         こうしておはなねえちゃんの椅子ベットの下で待って居るのだから・・・

                   

        何を待って居るの?

        かあさんがお仕事終わったら、ポンポでねんねして呉れるから・・・
        フーちゃん好い子で待って居るのよ。邪魔しないで頂戴!

       うんまぁ~~  あきれた~~
       ジーコ兄ちゃん,聞いたぁーーー?
       おはなちゃん、もう知らない!  心配して損しちゃったわ。

                   

        まぁ、そんなに怒るなよ。
        フーはまだまだ女の子でなくって、女の赤ちゃんなのさ。
        夜だってべったりくっ付いて寝て居るしね。
        かあさんには丁度好い相手になって居て呉れるのだからね。

         ご機嫌が悪い時でも、フーのニャ~~ンで治るのだから・・

                まあ、僕たちにはフーに感謝・感謝さ


フーちゃん4才!

2012年07月19日 | ふーちゃんの話

          

          フーちゃんが恥ずかしくって一人でご挨拶出来ないので、
          おはなが一応お姉ちゃんなので、一緒にご挨拶をします。
          今日がフーちゃんはこの家のこになって四年目になります。 

                 

                もしもし、 フーちゃんが居ないって?
        此処に居ますよ~。
        ここのお家に来た日の写真です。
        よーーく見て頂戴!

               

       誰ですか?  ハイエナが出た~~なんて言って居るのは・・・
       これでも可愛い猫ですよ。
       ただ、迷子か捨てられたか判らないけど、此処の家の玄関に来ていたのよ。
       ただ、でかーーいお兄ちゃん猫と怖そうなお姉ちゃん猫が睨んで居たのね。
       フーちゃん、ああ、まだ名無しのごんべいでした。
       どうしても此処の家の子にしてもらいたくってね。必死で鳴いたわよ。
       知らん顔をして居たから自分でお家に飛び込んであげたの・・・

              

      飛び込んだのがよかったみたいね。 
      とうとう、受け入れて貰えたけど・・・             
      その後が大変だったようね。
      母さんと長い事二階暮らし、朝から晩まで母さんと一緒。
      此処の家の大きい兄ちゃんが、可愛がってくれたの。
      名前も大きい兄ちゃんが付けて呉れてね。
      ふーちゃんって呼ばれる様になったのよ。
      ジーコ兄ちゃんは半年位で妹にして呉れたけど・・・
      おはな姉ちゃんは一年以上妹とみとめてくれなかったわね。 
      今でもまだまだな所があるわよ。
      まるで「オニババ」みたいな顔をして、猫パンチ・咬みつきがうっかり調子に乗ると
      飛んで来るからね。   怖いわよ・・・  物凄~~くね。

        あら、 フーちゃんにもこんな可愛い時があったのねぇ~

             

       フーちゃんにも弟がいてね。 先にこの家の子になったけど、
       今は、可愛いフーちゃんの言う事を聞いて呉れる弟よ。

             

       そうそ、この弟はチビジーって言うの。 
       でも毎日は遊べないのよ。 何故って?
       フーちゃんが齧って怪我をさせるといけないから、かあさんが見て居る時だけなの。

            

      フーちゃんの方がずーーと、かあさんのおもちゃなの。
      この時は水道のお水を被って拭いて貰って居た時のよ。

           

      自分で言うのも変だけど、何をされてもかあさんだけには許して仕舞うフーちゃんです。
      にっこり顔で笑って、心の中で鳴いても?・・・・  かあさんよろこぶからね。

         

       あぁ、これね。 折角頂いたかあさんのへそくりの袋なの・・・
       とうさんが死んだ時に全部使ってからっぽになったからって、
       少し溜まるまでフーちゃんにあずかって置いてだって・・・
       この袋が一杯になるのは何時かしら?
       母さんは小金持ちだけど、大金持ちにはご縁が無いわねって言って居てたわよ。
       フーちゃん達のカリカリ買うお金あるかしらね。

                             

                フーちゃんのお祝に展示会をしてくれました。 

 
           

         フーちゃんです

              

         

         

           ついでにおはなねえちゃん

              

         

          これもついでにジーコにいちゃん

              

         

 

           お陰さまで手の掌に乗る位小さかったフーも今ではおはなより少し大きくなって。
      元気で甘えん坊で独占欲の強い子に育ちましたが、気持ちの優しい子です。
      私の手でも咬みそうになった時に「いたた・・」と言うと咬むのを辞めて舐めてます。
      おはなと違って 本気で引っ掻いたり咬みついたりもしませんし、
      夜は私の枕をして寝て待って居て呉れます。
      私がままっちさんとお知り合いに慣れたのもフーのおかげでした。
      フーはくーにんちゃんと良く似て居たのです。
      白い髭一本も毛並みも同じだったのです。
      最近はやっとおはなと並んで居たり遊んだりするようになり、私もほっとしています。

        これからも4才になったフーをよろしくお願致します。

 

         

 

         

           

 

           

 

          

 

          


不公平に頭に来たジーコ

2012年07月15日 | ジーコの話

 

            随分前になるけど・・ 母さんがお若いお友達から「母の日」に頂いたアジサイ
            今年はいろいろあって手入れもしなかったのに。綺麗に咲いて呉れました。

           

      や・や・や・・・・  僕はしっかりとみました。
      朝のお兄ちゃんのご飯です。僕はこの段ボールの向こうにあるご馳走を・・・

                

      お兄ちゃんは朝ご飯だけを家で食べます。
      月~金曜日までね。土・日はかあさんと朝・昼・晩と一緒にたべてあげているのさ。
      お勤めがあるから、お昼と夜は外食なので、かあさんは朝だけでもと思って居るようだね。         

           

         僕のご飯とは偉い違いだよね。
         何?何? 糖尿病とは一緒にならないって?
         それを言われると文句もいえないけどさぁ~~

          

         お祝でもないのにお赤飯だよ。
         チンするだけのだけどね。 でもよく朝からたべられるよな。 
         これ、月曜日。

          

        おぉ、今日はパンですか? 
        母さんは菓子パンは必ず半分に切って出すんだよ。
        お兄ちゃんに色んな種類のを食べて貰う為なんだって。   
        昨日の夜何をして居るかと思ったら肉じゃがを作って居たんだ。
        朝、温めて食べると味がしみ込んで美味しくなるそうだよ。
        ううーん。旨そうな匂い!  火曜日

         

        ほーう。 今朝は焚きたてのご飯にゴマ塩をつけて・・・
        こおばしい匂い、うまそうだな。
        おはなもフーも全然興味無しだけど、僕は何でも好きなんだ。もやしの卵とじもいいね。
             水曜日

         

        今日のパンは駅の方で買って来たって言ってたね。
        パンも必ず同じ店では続けて買わないんだよ。
        枝豆もでました。ここの枝豆は特別美味しいらしいが、僕には呉れないのさ。
        鳥肉の空揚げ肉だんご。それとジャガイモの揚げたの
        メロンは頂きものさ。 とうさんにって貰ったのでお兄ちゃんが代わりに食べてあげるんだって。
        コーヒーはミルクなしだよ。コーヒーはにがくって 僕は嫌いだな。  木曜日  

 

         

        さて、今週の最後はノリと卵のほろほろを乗せたお弁当。
        がんもの煮付け。これは富山のがんもで一寸変わって居る。
        中に色んな野菜がはいっているのさ。
        何てでもお祝い事があったりした時に食べるってきいていたね。        
        おにいちゃんはシイタケが苦手だから綺麗に取って食べてるよ。僕もこれなら食べられるのに・・
        こんなにあっても僕には一つも呉れないんだ。  金曜日

         

       僕は毎日同じカリカリだよ。しかも計りで計って・・・
       僕の体を考えてもっと呉れれば腹も立たないんだけど・・
       おはなもフーも花かつおのふりかけで食べて居るのに、僕は?
       糖コントロールだけなら好いのに、半分は満腹感といってあまりうまくないものを混ぜられているさ。
       絶対に不公平だとおもうでしょう?

        

         考えているうちにあ~~あっ  腹の虫が怒りだしたぞぅ~
         ぼくだって旨いものたべたいぞ~
         食べ物の恨みは怖いんだからねぇ。
         ストライキでもして、食べるの辞めようかとも、
         考えたけど腹が減るのはもっと困るし~ね。

           だから大きな声でぇ

            僕にも旨いご飯たべさせろ~~!

 

            

            まぁ、いいさ。かあさんが忙しい時は監視を忘れるから、
            その時は抜き足でおはなのご飯を横取りするさ。
            これが一番旨いものね。 おはなも心得てちゃんと譲って呉れるさ。
            こんな時は可愛い奴だと思うよ。
            フーは自分が食べてしまえば、後は取られようがどうしようが知らん顔だよ。
            ふーはカリカリ以外は食べ物と思って居ない変わった奴さ。

           

            

           今年の雪の中でだめになったと思っていたのに花がさ咲きました。
                   クチナシの花!
           自然は強いんだ~香りも好いし・・・・

           この香り! この白い花!  つい歌いたくなるね。

        誰かさんに歌わせたら白い花も茶色になるから
        だまってそっと見てて貰いましょう~  
        ねえ、かあさん・・・・

 

         

         


フーちゃんだって入れたよ。

2012年07月09日 | ふーちゃんの話

 

 

           

        おはな、又フー介何か始めるらしいぞ。

          

          あんな小さい引き出しに入るつもりよ。
         おはなちゃんと同じ体なのにねェ~

         

         ふーよ。自分の体と引き出しと比べただけでも無理って判るだろう?

         

        ふーちゃん ずーと前にはちゃんと入れたのにねぇ~
        この引き出し、小さくなったのかしら?

         

        馬鹿だね。 フーがでかくなったのさ。
        呆れて見てられないね。

        

        いいもの。  絶対に・絶対に入って見るから・・・・

         

        まず、体を入れてーー  次に頭にしようかしら?尻尾にしようかしら?
        フーちゃんの頭、脳味噌が一杯は入って居るから、ちょっと大き過ぎね。

        

        尻尾はスマートだからちゃんと体にくっつけて・・・
        ほ~~ら 入ったじゃない?

        

        でも、苦しいわね。
        フーちゃんも少しダイエットした方が良さそう!
        でもかあさんみたいに、激やせはいけないわね。
        かあさん、年寄りなのに痩せて脂肪でなく筋肉が落ちたんだって。

             

       そうそ、フーちゃんは太ってお尻がデカイって。
       ジーコ兄ちゃんが言って居たわね。
       う~ん。 この辺のお肉を取らないと、
       大きい声では言えないけど、おはな姉ちゃんみたいに
       お腹ブラブラになっちゃうって、ジーコ兄ちゃんが言ってたっけ。

        

         あら、聞こえた?
         フーちゃん 小さい声で言ったんだけど・・・・

            

        何だか背筋が寒くなって来たわよ。
        がりっと引っ掻くの? それともガブリって来るの。
       ジーコ兄ちゃんが教えて呉れたのだから、
       咬みつきはジーコ兄ちゃんの方にしてね。

       

       僕は知りませんよ。
       口を押さえて寝てましたからね。
       まぁ、おはなは僕には甘いからな。
       しっかり口をふさいで、目を閉じて・・・・・

      「 ジーコ様はただ今お昼寝中です」


えっ? フーちゃん落第?

2012年07月04日 | ふーちゃんの話

           フーちゃん、落第生なの?

          

        フーちゃん、学校ごっこして遊ぼうね。

        フーちゃん勉強嫌いよ。

              

           ジーコ兄ちゃんの尻尾で遊んで居るからお断りよ。

               

        あら、 チラシで勉強? このチラシどうするの?

            

          頭の上に乗せて・・・・・

             

         こんな勉強なら面白そうね。  簡単・簡単。
         これで勉強なの?

            

          な~~んだ。これで終わりなの?

        

       おバカさんね。  これからが勉強になるのよ。
       其処の穴から顔を出してーーー

        

      あっ、 顔でなくってフーちゃん手を出して仕舞ったわ。

        

       手がぬけなくなったぁ~。
       ジーコ兄ちゃん助けて頂戴!

       僕は知らないよ。 下手に助けたらおはなに叱られるからな。
       まぁ、 しっかりと頑張るんだね。

       

       これが何の勉強になるの?

       

      まぁ、 国語や算数よりはいいけどさ。
      体育? でもないわね。

       

       おっとと・・・  うっかり手を離したら前がみえなくなっちゃった~

        

       あずきちゃんの様にこの紙を破る練習だったの?
       これが出来たら?  母さんがスーパーから段ボールを貰って来て呉れるの?
       フーちゃん、お断りよ。ダンボールを齧って歯が抜けたら大変ですもの・・

           

         フーちゃんは何をしても駄目な子ね。
         おはなちゃんなんか、フーちゃんの年には、沢山新聞紙を破いて一人で遊んだものよ。
         フーちゃんは何をしても甘ったれの落第生ね。

         な~~んだ。勉強なんて言うから、びっくりしたのに・・・
         フーちゃんは紙破り何て出来なくってもいいものね。
         落第生で結構よ。  母さんに抱っこして貰って居る方がずーーと楽ちんですもの。

           ねぇ。  母さん。


ゴチャ・ゴチャでございます

2012年07月01日 | ふーちゃんの話

 

            

           母さんと紐遊びをして貰って・・・・
           
           
「この紐取ったらあげるよ」って。

           こんなのフーちゃんには簡単過ぎるわよね。
    

           

           だけどぅ~  紐でもリボンは駄目ね。
           何故って?  つるつるしているから、捕まえにくいのよね。 

           

           かあさんやっと気が付いて、新聞紙を縛る紐に替えて呉れて、

           これなら大丈夫よ。

           

          まず、左手でチョイ・チョイと・・・(かあさんと同じ両手使いよ)
          あぁぁぁ・・  こら逃げたら駄目ですよ。
          チョロチョロしないの! 大人しくフーちゃんに捕まりなさい!

          

        捕まえようとすると、ひょいと逃げて・・・ 落ち付きのない子ね。
        えっ?誰かさんと同じ?  それってフーちゃん?

            失礼ね。

              

         よ~~~し!   絶対に捕まえて見せるわよ。
         ジーコ兄ちゃんもおはな姉ちゃんも見て居るからね。

              

          お願いよ 好い子でしょう。
          フーちゃんが触れば触るほど、バラバラになってーーー

              

             ふーちゃんの体に絡まって来るのよ。
             なんかぁ~ おまわりさんに捕まっているみたいよ。

              

           おはな姉ちゃん何か言ったぁ?
           二・三日おまわりさんに連れて行って貰ったらですって・・
           そんな事になったらフーちゃん、かあさんとねんね出来ないわよ。

              

          本当にフーちゃんって駄目ね。
          とうとう縛られてしまったみたいよ。
          でも、かあさんがすぐに助けてくれたもんね。
          余り長い紐は危ないって・・・・
          フーちゃんには強~~い味方が付いているのだぁ~

          

           おい、 フー介があんな事言って居るぞ。

           いいのよ。 フーちゃんは私たちが仲良くして居るから焼き餅焼いて居るのよ。

           そうだな、  フー介の焼き餅は半端ではないからな。
           かあさんが相手をして呉れて居ると助かるよな。

          そうそ、ご飯だって落ち着いて食べて居られないものね。

          今月はフー介が来て4年になるそうだぞ。
          おはな、何か考えて居るかい?

          な~~んにも。でも其の日だけは、怒るの我慢してあげようって思っているけど・・
          ジーコ兄ちゃんは?

          俺様ねぇーー
          そうだ。 フー介のご飯の横取りをしないでおくさ。

           ?・?・?   変なお祝ね。