ジーコの舌

 

　　　　　　

　　　　　　なに・なに？　　僕のベロが見たいって？
　　　　　　みんなと同じだと思うよ。
　　　　　　　ちょびっとだけ・・　見えた？

　　　　　　

　　　　　おつと、　ご飯が落ちているよ。
　　　　　おはなの奴だな。　女の子がお行儀が悪いぞ！
　　　　　　ご飯は粗末にしちゃダメだよね。

　　　　　　

　　　　　　食後はお水を飲んで、体の掃除さ。
　　　　　　これは僕の大切な日課だよ。
　　　　　　まずは左手と・・・

　　　　　　

　　　　　　次は右手・・・
　　　　　　顔？　　勿論念入りに洗うよ。

　　　　　　　　「猫が耳の後ろまで洗うと雨」

　　　　　　なんて言うけど本当かな？
　　　　　今朝は、耳の後ろまで洗ったけど降らないぞ。

　　　　　　

　　　　　　さ～て、いよいよ口の周り。
　　　　　　ここからが僕のベロの見せ場で～す。

　　　　　　

　　　　　　この長いベロちゃんで、左に右に・・
　　　　　　　ペロリン・ペロリン。
　　　　　　ついでに鼻の穴までペロリンさ。

　　　　　　

　　　　　　鼻の頭もペロリンとね。
　　　　　　時々、かあさんわざと僕の鼻の頭に
　　　　　　ご飯を付けるんだよな。
　　　　　　何時も体はおはな任せだからね。
　　　　　　せめて、顔だけは自分で気が済むまでするのさ。

　　　　　　　どうです。僕のベロちゃんは
　　　　　　綺麗ででかくって、ほれぼれするでしょう？

　　　　　　

乗ったぞ ～

 

　　　　　　

　　　　　　みなさ～ん、　この棒何だか判りますか？
　　　　　　見た事あるでしょう？

　　　　　　

　　　　　　ほ～ら、あれ・あれよ。
　　　　　　鯉のぼりの棒。　　それも２年前の・・・
　　　　　　よくしまって置いたわね。

　　　　　　　　　　

　　　　　　えっ、　　この棒を頭に乗せろ？
　　　　　　こんな長い棒を？

　　　　　　

　　　　　　バランスとるの難しいわよ。
　　　　　　あら、おはなだったら出来る？
　　　　　　無理・無理　　　無理だと思うわよ。

　　　　　　

　　　　　　ちょっと見て！　　乗っかったわよ
　　　　　　えっ？　立ってご覧？
　　　　　　え～い、やりますよ。　やってみますよ。　
　　　　　　棒さん、落ちません様にお願いしま～す。

　　　　　　

　　　　　　おっとと・・・
　　　　　　ジーコにいちゃんなら、安定感があるけどねぇ
　　　　　　此処で落としたら又やり直しって言われるし、
　　　　　　おはなちゃん頑張りますよ。

　　　　　　

　　　　　　今度は歩いてだって・・・
　　　　　　乗ったら立て、立ったら歩けのかあさん心。

　　　　　　

　　　　　　　しっかりと前を見て・・・
　　　　　　　体を動かしても頭は山の様に動かさず・・
　　　　　　　今度、テレビにでも出ようかしら？
　　　　　　　ねぇ、かあさん。
　　　　　　　じーこにいちゃんはでか猫で・・
　　　　　　　おはなちゃんはバランス猫で・・・

　　　　　　

　　　　　　何か云ったか？
　　　　　　僕は今、お腹の虫干しさ。
　　　　　あっ、誤解しないでよ。　ノミが居る訳ではないよ。
　　　　　　ぽかぽかと暖かで気持ちいいのさ。
　　　　　　おはな、静かにしていろよな。

見て・見て・見てぇ～

 

　　　　　

　　　　　ねぇ～・見て・見て頂戴！　　　　　
　　　　　お兄ちゃんがお土産を買って呉れたの。
　　　　　びっくりするわよ。

　　　　　

　　　　あららら・・　　ジーコにいちゃんったら
　　　　早速使っているわよ。
　　　　前のはブルーだったでしょう？　今度は黄色よ。
　　　　ジーコにいちゃん、大きいから、特大でないと駄目なのね。
　　　　これでも小さいんだって。
　　　　おはなちゃんが先にしたかったのに～～

　　　　　

　　　　トイレの次は・・　　
　　　　何時ものご飯だって？　　このご飯も今日買って来たの。
　　　　だから、早速試食をしてみますね。
　　　　ふん・ふん　　何時もと同じだわ。

　　　　　

　　　　　ほ～～ら。　缶詰を５０個もよ。
　　　　　猫草は毎週木曜日には買って来て、
　　　　　古いのと交換して、新鮮なのにして貰うの。
　　　　　新しいのはやっぱり美味しいわね。
　　　　　　　ねぇー　ジーコにいちゃん！

　　　　　

　　　　　かあさんが記念写真を撮りたい様よ。
　　　　　おはなちゃんは遠慮するわ。
　　　　　ジーコにいちゃん、興奮して目が真っ赤っかよ。

　　　　　

　　　　　かあさん、明日の朝はこの缶詰でお願いしますよ。
　　　　　忘れると大変だから、今晩は枕にして寝るよ。
　　　　　　少し高過ぎるけど・・　首が痛くならないと好いね。

　　　　　

　　　　　何だ～　　変なものを持って来たよ。
　　　　　かあさんもしかして、それを僕に？？　

　　　　　

　　　　　やれ・やれ　　やられたね。
　　　　　折角、お兄ちゃんのお土産で気持ちがいいのにさ。
　　　　　「ざるをかぶると背が低くなる」って。
　　　　　昔の人が云っていたの忘れたの？
　　　　　僕の背が低くなったらどうするのよ。

　　　　　なに？　横が太いから低い方が転ばないって？　

　　　　　

今度はおはなねえちゃんと

 

　　　　　　

　　　　今度はおはなと遊びたいの？
　　　　そのお花を頭に乗せるのね。
　　　　おはながお花を乗せて・・・

　　　　　　

　　　　ちょっと面白かった？
　　　　ジーコにいちゃんがもう飽きたから、おはなと遊べだって？
　　　　本当に自分の弟なのに、悪いおにいちゃんね。

　　　　　

　　　　　　おはなちゃんもその花を頭に乗せるの？　
　　　　　　乗せるけど、又　写真撮るのでしょう？
　　　　　　綺麗に舐めるまで待っててね。
　　　　　　まず足を・・　慌てないでも大丈夫よ
　　　　　　おはなちゃん、ちゃんとしてあげるからね。

　　　　　

　　　　　次は手と顔ね。
　　　　　女の子だから特にお顔は綺麗でないとね。
　　　　　そんなに急がせないで頂戴。

　　　　　

　　　　　どうかしら？　
　　　　　ジ゜ーコにいちゃんより似合っている

　　　　　

　　　　　じっとしていると、かあさんでないけど
　　　　　腰が痛くなるわね。
　　　　　ちょっと腰を伸ばして・・・
　　　　　　うぅぅ・・・んと　　ぎゅぅっと
　　　　　おはなちゃんも、もう腰が痛くなる年かしら？
　　　　　

　　　　　

　　　　　ねぇ～、チビジーどう思う？
　　　　　この前の健康診断ではお医者さんは
　　　　　聴診器で３回心臓の音を聞いただけよ。
　　　　　後は看護師さんが目・歯・耳を見て・・
　　　　　検便をして・・　　はい、お終い。
　　　　　こんなので判るのかしらね。
　　　　　今度はチビジーの番。
　　　　　お医者さん怖いわよ～～　注射されるから・・
　　　　　ジーコにいちゃんだってギャーギャー鳴くのよ。
　　　　　えっ？　　チビジーは行かないでも好いの？
　　　　　病気したらどうするの？　　病気しないの？
　　　　　　　　いいわね～～。　

一緒に遊びましょ。

 

　　　　　

　　　　　むにゃ・むにゃ。　　グウ　～　グウ　～。

　　　　　

　　　　　誰だ～。　　昼寝の邪魔をする奴は・・・
　　　　　好いとこだったのだぞ・・・
　　　　　まぐろが僕の口に飛び込んで来たんだぞ。
　　　　　もうちょっとで、ガブリと噛みつこうとしていたのに・・

　　　　　

　　　　　おぉ！　　チビジーか。
　　　　　久しぶりにテレビの上から降りて来たね。
　　　　　どうしたのかい？　　えっ？　　退屈？

　　　　　

　　　　　にいちゃんとお昼寝すれば好いさ。

　　　　　　ねんねこんこよ～　ねんねしな～

　　　　　眠れないでかえって目が覚めた？
　　　　　可笑しいな？　
　　　　　おはなが何時もかあさんから歌って貰って寝ているぞ

　　　　　

　　　　　おはなと一緒にかくれんぼしたいって？
　　　　　いいよ。　にいちゃんが鬼さんになるよ。
　　　　　チビジーは隠れな。　目をしっかりつぶっているからね。
　　　　　一時間経ったら探しに行くから、慌てないで好いよ。

　　　　　

　　　　　そんなのダメだって？　　
　　　　　やっぱり一緒に寝るかい？　　
　　　　　おやつの時間まで、まだ一時間あるからな。
　　　　　うぅん？　判ったって？
　　　　　鬼さんになって探す時間と同じだって・・
　　　　　ばれたか～　　
　　　　　そうさおやつの時間には絶対起きないとな

　　　　　

　　　　まぁ～、　そんなこと言わずに抱っこしてあげるからさ。
　　　　お話をしてあげようかな。

　　　　　「昔・昔　チビジーが僕たちの家にやって来ま・・・」

　　　　そんなに昔でないって・・　

　　　　　　むにゃ・むにゃ　グゥ～　グゥ～
　　　　　　
　　　　　

欲張りジーコ

 

　　　　

　　　　新しい爪砥ぎに変えて貰ったの。
　　　　ジーコにいちゃんがすると、すぐぼろぼろになって・・

　　　　　　　　　　

　　　　厭な感じ～。
　　　　又、とられてしまいそう！
　　　　何でもすぐに横取りするのだから・・
　　　　おはなのものは何時も欲しがるのよ。

　　　　

　　　　おはな！　　僕がするんだからどきな
　　　　おはなの物は僕の物。　僕の物は僕のもの。
　　　　これ、我が家の掟。
　　　　それにしても、　ちょっと小さくない？
　　　　かあさんトイレと同じに、爪砥ぎも特大にしてくれない？

　　　　
　　　　小さくって体も乗っからないよ。
　　　　えっ？　掟の事？　誰が決めたって？
　　　　そりゃ～　僕に決まっているでしょう。
　　　　おっとと・・　　ご飯の時間だよ。

　　　　

　　　　おはな、もう食べているよ。
　　　　今日は何の缶詰かな？
　　　　おはな、旨いか？　　半分残しておけよな。
　　　　

　　　　

　　　　　まずは味見をして・・・
　　　　　う～ん、　今日は「まぐろとシラス入り」か。
　　　　　おっと、おはな残したかな？

　　　　　

　　　　　おぉ！　　　良い子だ・良い子だ。
　　　　　ちゃんと半分残っているよ。
　　　　　だいたい、かあさん少し考えて欲しいよな。
　　　　　なにがって？　　体ですよ。
　　　　　僕とおはなの体の違いを・・・
　　　　　ひがむと悪いって、僕と量が同じなんだからね。

　　　　　

　　　　　僕のは残したのではないよ
　　　　　こっちの食べたら、後でゆっくり食べますからね。

　　　「あんたは後で、カニカマ・ホーレンソウを食べるでしょう？
　　　　それで足りないとカリカリもよ」

　　　　　　判っていないね。
　　　　　「カニカマもホーレンソウも別腹さ」

　　　　　　良く食べ・良く寝て、これ僕の健康法！

いいな～～

 

　　　　　

　　　　２年ぶりに友人と村上の瀬波温泉へ
　　　　玄関で出迎えてくれた、大きな鮭の置物。

　　　　　

　　　玄関の外には鮭が沢山吊るされて・・・
　　　新潟の鮭は、お腹の真ん中を少し残して切ってあります。
　　　昔、鮭は武士の副業で全部切る事は切腹の様だと
　　　嫌われてだそうです。
　　　又、逆さに吊るしてあるのも、上を向けて吊るすのは
　　　首を吊るとか、首切りの様だと嫌われての事らしいです。

　　　　　

　　　　　何でも好いけど、旨そうだよ。

　　　　　

　　　　本当に・・　　かあさんばっかり・・

　　　　　

　　　　おはな、よだれが垂れているぞ。
　　　　口のまわり舐めておけよ。

　　　　　

　　　　　あらら・　　恥ずかしいわね。
　　　　　これで好いかしら？
　　　　　ジーコにいちゃんもよ。

　　　　　

　　　　　かあさん、自分ばかりで気がひけたのかな？
　　　　　写真の中だけでもと、　チチンプイプイとね。
　　　　　お土産？　　勿論温泉まんじゅうさ。
　　　　　これって、僕たちのお土産かな？

　　　　　

　　　　　とても大きなホテルで、ロビーの壁には
　　　　　白根の凧合戦の凧が飾られています。
　　　　　実際の合戦用は、この凧の何十倍も大きいのです。
　　　　　窓の外は海、粟島も佐渡も見えるのです。
　　　　　連休明けで、とても静かでのんびり出来ました。

寝姿

 

　　　　　　　　　クリックしてください

       

          僕は夜、寝る時に必ず一仕事をする。
　　　　　それは、とうさんの布団揉みだよ。

　　　　音楽に合わせて～　よいしょ・よいしょ

      

　　　　また、始まったわ。　さっさと寝ればいいのに・・

      

　　　　いい年をして・・　　まるで赤ちゃん見たいね。

      

　　　　おはなちゃんなんか一度もした事ないわよ。

      

　　　　やれやれ、これで安心して眠れるのさ。
　　　　とうさんのベットは僕が作ってあげるのだよ。

     

　　　　僕？　　時々は一緒に寝るさ。
　　　　とうさんはいびきがうるさいからなぁ～
　　　　何時も途中で逃げ出すんだ。

     

　　　　最初から此処で寝れば好いのにね。
　　　　甘えん坊なんだから・・　ジーコにいちゃんは・・
　　　　えっ？おはなのお腹たるんでいるって？

     

　　　　知りませんよ～～
　　　　カーペットの電機は？　少し寒いから弱にしてっと。
　　　　これで明日までゆっくり寝られますよ。

　　　　　では、みなさんおやすみなさ～い。

絶対に負けません

 

　　　　　　

　　　　　　おい！　　最近態度が悪いぞ！
　　　　　　あら、　どんな風に？　何時もと同じだけど・・

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　それが悪いのさ。
　　　　　　　僕はおにいちゃんなんだから、　
　　　　　　　寝ている前をずかずかと通るな！
　　　　　　　やるか～～。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　

　　　　　こんな所にゴロゴロ寝ているのが悪いのよ。
　　　　　何時もストーブのひとりじめでしょう？
　　　　　此処は僕の特等席なんだよ。
　　　　　　誰が決めたの？
　　　　　僕さ。

　　　　　　

　　　　　自分勝手なジーコにいちゃん、今日は許さないわよ。
　　　　　おはなちゃんだつてストーブの前がいいのよ。
　　　　　ずるいぞ！　　手だけでなく足も使うのか？
　　　　　　　　いてて・・・

　　　　　　

　　　　おい。　爪は出すなよ。
　　　　かあさん、　おはなの爪切っておいてよね。
　　　ジーコにいちゃんはおはなの体重より１０キロオーバーよ

　　　　　　

　　　　手だって、足だって
　　　　使わなければ負けちゃうわよ。
　　　　負けるより潰されちゃうもんね。

　　　　　　

　　　　　　どうかしら？　　
　　　　　　おはなちゃんだってやる時はやるのでしょう！
　　　　　　絶対に負けてばかりはいませんよ。

　　　　　　

　　　　　　やれやれ、今は女の方が男より強いのかな～。
　　　　　　そうよ。　女は強しよ。

　　　　　　　「舐めたら、怖いわよ」　　うふふ・・　　

　　　　　　

日頃の訓練

 

　　　　　

　　　　　

　　　　今朝早くに地震があったそうだね。
　　　　僕もおはなも全然判らなかったけど、大きかったってさ。
　　　　そこで、僕ジーコとおはなは包帯の巻き方を稽古したんだ。
　　　　みんなも一緒にするといいよ。

　　　　　

　　　　「上からカリカリの袋が落ちて来ました～」
　　　　　はい、　近くにあるものを被りましょう！

　　　　　

　　　　なに・なに　　怪我をしたって？
　　　　すぐに包帯をします。

　　　　　

　　　　　頭にぐるりと巻くんだよ。
　　　　　ゆる過ぎず・強過ぎずにね。

　　　　　

　　　　おはな！　　駄目じゃぁないかよ。
　　　　これでは前が見えないぞ。

　　　　　

　　　　　やれやれ、練習不足だね。
　　　　　何事もいざとなってからでは遅いもんね。
　　　　　僕たちも二回も大きな地震経験者なんだから、
　　　　　日頃からもっと訓練しなくってはね。

　　　　　

　　　　　これ？　　おはなに包帯の仕方を教えているのさ。
　　　　　頭だと僕苦しくなってしまうからね。
　　　　　しっぽならちゃんと見てあげられるし・・
　　　　　僕だって、何時も寝てばかりはいないよ。
　　　　　　ちゃーんとやる時はやるのさ。

 

　　　　　　　　地震、お見舞い申し上げます　

　　　　　地震に遭われた皆様、びっくりされたでしょうね。
　　　　　まだ余震も来るかも知れませんが、
　　　　　　どうぞお気を付けてください。
　　　　　
　　　　　　　

お節句 その2-2

 

　　　　　

　　　　今日はジーコにいちゃんのケープを拝借。
　　　　ちょっぴり大き目。　
　　　　あのジーコにいちゃん用だからね。

　　　　　

　　　　な～～によ～。
　　　　貸して呉れてもいいでしょう？

　　　　　

　　　歩くとクメクルケープが回っちゃうわ。
　　　ジーコにいちゃんが睨んでいます。
　　　自分だっておはなちゃんが寝ている時、
　　　　おはなちゃんのを着てたくせに・・

　　　　　

　　　　えっ、もう一つあるの？
　　　　いいえ違いまーす。
　　　　かあさんが裏も可愛い柄だからって
　　　　裏表にして呉れたのよ。

　　　　　

　　　　どうかしら？
　　　　どっちが好い？
　　　　そうね。モデルが好いからどっちも素敵ね。

　　　　　

　　　　　　　　早く返せ！　　噛みつくぞ！
　　　　　おぉ～　ジーコにいちゃんの怖い顔
　　　　　返しますよ。　そんなに怒らなくってもいいのにさ。

　　　　　

　　　　　と、言いながらおはなちゃんは返す気がありませーん。
　　　　　ね。　もう少し貸して頂戴。
　　　　　記念写真を一杯撮って貰ったら返しますから・・
　　　　　おはなちゃんだって、好いのあるもんね。

　　　　　　　今年のお節句は鯉のぼりはなかったけど、
　　　　　　　とても素敵なプレゼントを頂いちゃった。
　　　　　　　

お節句 その2-1

 

　　　　

　　　　みなさま～～　　如何ですかぁ～。
　　　　おはなちゃんのコート姿は？
　　　　えっ？　　お姫様見たいですって？

　　　　

　　　うふふふ・・・　横からのお姿もよろしいでしょう？

　　　　

　　　　まぁ、後姿も？　　
　　　　ちょっぴり、お恥ずかしゅうございます。
　　　　あら、　ジーコにいちゃん　何処見ているの？

　　　　

　　　　おはなちゃん、お出かけして来たいけど・・
　　　　お洋服が汚れるから駄目だって。
　　　　折角、ソラくんから頂いたのだから、
　　　　来年まで大事に仕舞っておくの？

　　　　　　　　

　　　　かあさんのケチンボ～！
　　　　来年太って着られなくなったらどうするの？
　　　　太らない様に、大きくならない様に。
　　　　

　　　　　

　　　　　でも、コートの他にケープもあるから大丈夫よ。
　　　　　これはモモちゃんからね。
　　　　　似合うかしら？　　
　　　　　かあさんとは違ってちゃんと縫ってあるから、
　　　　　歩いても足に絡まらないわね。

　　　　　

　　　　　では、出発！
　　　　　何処に行こうかしら？　
　　　　　お向かいのおばさんに見て貰ってきま～す。

　　　　　

　　　　まだ、お外暗い様ね。
　　　　あんまりおはなちゃんが可愛いから気を付けなくってはね。
　　　　ノラさんに取られると大変だから・・

　　　　　

　　　　　ねぇ、　かあさん一緒に行かない？
　　　　　おばさん、きっとびっくりするわよ。　
　　　　　「あ～～ら、可愛いわね」って・・・
　　　　　おはなでなくって、　そのケープがだろう？
　　　　　ジーコにいちゃん、やきもち焼いている～
　　　　　仕方がないわね。
　　　　　何時もモモちゃんやソラくんに焼きもち焼かされている　
　　　　　モモママさんから頂いたのだから・・・

 

 

　　　　　　今日の節句菓子はモナカです。
　　　　　　　　　鯉のぼりの形のモナカ
　　　　　　　　　　①　　モチ草あん
　　　　　　　　　　②　　ラズベリーあん
　　　　　　　　　　③　　アズキあん

　　　　　次はその２-２があります。

　　　　　

お節句！ その１

 

　　　　　　

　　　　　どーですか？　
　　　　　少々小さ目ですが、似合っているでしょう？
　　　　　これ？　
　　　　　ソラくんとモモちゃんから貰ったのさ。
　　　　　本当はね、内緒だけどおはなが貰ったんだ。

　　　　　　

　　　　　僕はでかいから、首回り半分だけ。
　　　　　後の見えないところは無し。
　　　　　写真を撮るだけだから半分でも好いんだって。

　　　　　　

　　　　　　かあさん、これは大丈夫だよ。
　　　　　　どう？　　どう？　　丁度好いね。
　　　　　　これは、きっと僕に為に大きく作ってくれたんだよ。
　　　　　　かあさんとは大違い。　　何がだって？・・
　　　　　　見て・・　　とても綺麗な仕上がりだよ。

　　　　　　　　　　

　　　　　これは僕だけのものだよ。
　　　　　カリカリを食べる時位脱ぎなさい？
　　　　　　いやですね～。

　　　　　

　　　ケープのせいかカリカリまで美味しく感じるよ。
　　　　　

　　　　　

　　　　何か云ったぁ～　馬子にも衣装だって？
　　　　かあさん、ミシン買ったきりでしょう？
　　　　何時も手ぬぐいや布を巻きつけるだけでなく、
　　　　こうして呉れれば僕もおはなも嬉しいのにな。

　　　　　

　　　　　手抜きの天才な母さんだから仕方がないか。
　　　　　明日はおはなです。　
　　　　　おはなは、コートまであるんだぞ。
　　　　　僕も一応来てみたけど、全然着られませんでした。
　　　　　痩せないと、好い洋服は着られないね。

 

　　　　　今日の節句菓子は和菓子の「練り切りの鯉のぼり」

お菓子に負けた～

 

　　　　　

　　　　　　クン・クン・クン　

　　　　　旨そうな匂いがするぞ！　

　　　　　

　　　　　かあさん、僕の鯉のぼりを買いに行ったんだよね。
　　　　　それがどうしてお菓子に化けたのかな～

　　　　　

　　　　　おぉ～　、ちゃんと鯉のぼりが居たよ。
　　　　　去年とは違うぞ！　
　　　　　去年のはお腹がからっぽだったけど・・
　　　　　今年は餡子入りだよ。

　　　　　

　　　　　君、　僕に食べられに来たのかい？
　　　　　ペロン！　　　甘いよ
　　　　　柏もちも持って来て呉れたんだね。

　　　　　

　　　　　　なに？　なに？
　　　　　　遠慮しないでどうぞだって？
　　　　　　僕のお腹の中で泳ぎたい？
　　　　　　たぶん無理だと思うよ。　
　　　　　　僕のお腹はお肉で一杯だからね。

　　　　　

　　　　　ジーコにいちゃん、一人で何ブツブツ言っているの？
　　　　　あら、美味しそう！
　　　　　僕のお節句だから僕優先だぞ。
　　　　　二つあるから、一つづつよ。　

　　　　　　　　　　

　　　　　　所でかあさん、　鯉のぼりはどうしたの？
　　　　　　お菓子に化けたの？　　
　　　　　　お買い物はちゃんと予定したものを買うのよ。
　　　　　　困ったかあさんだわね。

　　　　　　　かあさん、お菓子に負けた～